劇団の代表三園さんは、
女優であり、司会であり、
企業や団体での研修講師でもある。
しばしば、「本業は?」
・・・と聞かれるそうである。
三園さんは、
「わたしの仕事は全部です」
・・と応えるそうである。
わたし達の日々の生活は、
人と人、あらゆるものとの
よりよいコミュニケーションが、
どのような表現から生まれるかを
考えなければならないものだというのです。
確かに、
この考えに基づいて劇団アドックも
結成されました。
・職場でコミュニケーションのとれない
若者が増えている・・・
・家庭で親子、兄弟の
コミュニケーションがない・・・
・子どもが部屋にこもって出てこない・・・
・中高年の人たちが横柄だ・・・
・接客業なのに、
お客さんの方が礼儀もいい・・・
このような人たちへの対応を、
演劇の役づくりや表現方法を駆使し、
研修を行なっているという。
考えてみれば、
演技の勉強は、
日常生活の中での
コミュニケーションの在り方を
学ぶことから始まる。
これは・・・
我々劇団員が、
三園さんから学ぶことが
もっとあってもいいのではないか・・・
と思うことがある。