朗読 | 演劇人生

演劇人生

今日を生きる!

ラブラブ!「朗読をやりたい」

声がかかった。


むっ「いいよ」

・・・と返事をしようとすると、


ラブラブ!「お芝居は大変だと思って」

・・・という。


むっ「大変って、何が?」


う~ん、セリフを覚えなきゃならないし、

動かなけりゃいけないし・・・


これが理由で朗読にしたい

ということであれば、

いささか考え違いをしていないか。


朗読だと本を手許におけるし、

相手役もなければ、

自分の思いで構わないと

思っているとすれば

発想自体に問題がある。


本当は、

ぼくは朗読は好きではない

・・・という以上に嫌いなのだ。


そりゃ、金はかからないし、

適当なスペースがあれば、

照明も音響も芝居ほどではない。


加えて、台本も見ながらできるという

安易な考えでは付き合いたくない。


こんな話をして別れたのが、

先週末だった。


その彼女から電話が来た。


ラブラブ!「どうしてもやりたい」


と言う。


ラブラブ!「自分の考えの甘さがあった」

その上で、考えを改めて、

真剣に取り組みたいという。


むっ「考えさせてくれ」

とだけ言っておいた。