昨日、ミッドタウン裏の公園を散歩した。
週末は人出が多い。
公園では特に親子連れの姿が目立つ。
芝生の広場を元気に駆け回る子ども達には
親もついていけない。
ある程度付き合うと、もう放りっ放しになる。
ぼくはベンチに座って、そんな光景を楽しんでいた。
誰にでも、あんな時代があった・・・
そう思うと、いまの自分がこうして在ることの
大切さに気付いたりする。
芝生の広場のようなところでは、
大人も一緒に子どもの目線になることができる。
ベンチに座りながら、
「あゝ、ぼくは今、彼等と同じ目線に立てる」
・・と実感できる。子ども達にとっては、
見渡す限りが自分の領域に違いない・・・
そう思う。
だから大人はついて行けず草臥れて座り込む。
だが普段はどうだろう。
大人の目線には子ども達はついて来れるのだろうか。
子ども達を大人の思いや考えに
従わせようとしていないだろうか。
そんなことを考えながら、
元気に遊びまわる子ども達と、
駆け回る子ども達の姿を
目で追うのすら疲れ果てたような
親の姿を見比べた。