河童(中篇)どころの騒ぎではなくなった。
昼頃からヘリが飛び交い、
何事かと思っていたのだが、
松岡農水大臣自殺を知ったのは、
午後の民放ニュースによってである。
昨夕、慶応大学病院の医師と、
命の大切さを話し合ったばかりだったが、はからずも、
その病院に搬送されて死亡が確認されたというから皮肉だ。
また、溜池付近も騒がしく、
大勢の警官によって道路が封鎖されていた。
こちらは何だったのだろうか。
何とか水素還元水とかで、急にスポットを浴びたのをきっかけにして、
政治と金問題の中心に据えられた感もあったが、
それが死に結びついたとなれば、何と哀れなことかと思う。
安倍内閣で農水大臣になったのは不幸だったと思えることが2つ3つではない。
引責辞任をしていたら、いっときの恥を晒しはするものの、
熊本での票は消えなかったのではないだろうか・・・かばうわけではないが。
緑資源機構の問題もあったのだろうが・・・
「ま、ま、そのうち、何とかなるだろう・・・」なんて、ひきとめていた人がいたのだろうか。
胡散臭い問題が山積したまま、どうなるのだろうか。
先日、1本2.000円の水を飲んだが、水素還元水と聞いた。
・・・が、僕には冨士の天然水やボルビック、クリスタルガイザーが好きだ。
○○還元水は体内に発生した活性酸素が、細胞を錆びつかせて悪さをするのを
防ぐのだという。
折角、身体にいい水を飲んでいても、自ら命を絶つようでは、
「一体何のため飲んでいたの?」
・・・ということになる。
何とかならなかったのでしょうか・・・