オレのアパートの一階、

4戸中3戸はオレらの仲間内が住んでいた。

オレ含みで。

101の住人、

こーたが先日仕事の関係で転居することになった。

まぁ、徒歩2秒だった距離が電車バス使って1時間になった程度の距離ではあるが、

シャッターの下りた101号室を見るのは寂しいもんである。

ちゃらんぽらんなオレに比べてしっかり者な奴で、

一つ年下なのによく叱られたもんである。

友達が店長をしていた居酒屋で知り合い、

音楽の趣味が合ったこともあり、

仲よくなった。

丁度、一人暮らしを考えていて、家賃の安いオレのアパートを契約した。

もう、一年ちょい前になるか。

プライバシは守られつつもちょいちょいいろんな事があったりしてなかなか楽しかった。

最後に一緒に呑んだ時に、

向こう行ったらつまらなくなるな~とぼやいていたが、

大丈夫

お前は人に好かれる才能がある。

何の問題も無いだろう。

今、オレの周りはなにか今まで動かなかったものが動き出している感じがする。

何百年も噴火しなかった火山が突然噴火したみたいに。

オレも動きださなければなるまい。

こーたグッドバイ。

いったん破壊して再構築しよう。

何を残して何を捨て去るかが問題だ。



こーたから教わったバンドtoeから

グッドバイ



まっ、また近いうちに呑むべ~~