先月末、隣町の山の奥にある公園へ行ってきました。
普段からめったに人に会うことがない、とても静かな公園です。
人気のない曇天の森では、鳥の声がしないと心細くなるほどの静けさ。
夏鳥のさえずりのピークも過ぎ、ガビチョウだけが賑やかに鳴く中、ふいにあの美しい声が響き渡りました。
「キョロン、キョロン、チリリ…」
待ち望んでいたクロツグミのさえずりです。 近くにいるはずですが、木々が葉を茂らせるこの時期、姿を見つけるのは容易ではありません。
さえずりが止みしばらくすると、遊歩道の先の地面に黒い影が動くのが見えました。
見るとクロツグミが 嘴にいも虫をくわえながら、さらに餌を探しています。
巣で待つお腹をすかせた雛たちのために、一生懸命に子育てに励む親の姿がありました。
