ユニクロのプレミアムリネンシャツ(長袖)22年春夏モデルと、無印良品のヘンプ洗いざらし長袖シャツの快適さと素材の違いを楽しんでみました。

今まで麻混の素材のものを着たことはあったのですが、麻100%の素材のシャツは昨年はじめて買いました。
麻といえば真夏のリゾートといった勝手なイメージを持っていて、そのイメージでちょっとかも知れませんが暑い夏を涼しく過ごしています。

 

麻の素材 リネン

シワを着るとはよく言ったもので、洗濯をするとシワシワになります、しかも糊の効いたシーツのようにバリバリ、シャリシャリした肌触りになります。
アイロンをかければ良いのかも知れませんが、干す際によくシワを伸ばしておけば、生地の質感がよくわかる程度のシワに抑えられます。
 
 
 
 
 

ざらっとした素朴な質感や、繊維の塊?のネップが特徴です、シワも含めて私は大満足ですが、好き嫌いが分かれるかも知れません。

洗濯するたびに繊維の硬さが少しづつ柔らかくなったように感じます。
デニムを育てるように、麻も経年変化を楽しめる素材のようです。

 

麻の素材 ヘンプ

いい年になっても知らないことがたっぷりあって、麻って「リネン」と思っていたのですが、無印良品さんのサイトでギンガムチェックのシャツを見つけ、麻と暮らすと言う記事を見て「ヘンプ」といった麻の種類があることを知りました。

調べてみると「ヘンプ」は日本では神社のしめ縄やご神事に使われてきた歴史のある繊維です。
「リネン」とは特徴も違う事を知ったので試してみる事にしました。

 

 

 

 

洗濯をする前のためか、シワも無くなめらかな質感の生地です。

 

次は洗濯後の画像です。

 

 

 

 

ギンガムチェック柄のため生地の製法が違うのか?、リネンの生地のようなざらっとした質感やネップがあまり感じられません。
肌触りもリネンほどバリバリ、シャリシャリではなく、優しいシャリシャリ感です。
洗濯後の干す際にぬめり感がありましたので、糊が落ちていない??のかも知れません。

 

快適さに違いはあるのか

無地とギンガムチェックなので生地の織り方に違いがあるかも知れません。
同じ土俵で比べるのはおかしいかも知れませんが、リネンとヘンプの快適さに違いがあるかを比べてみました。

 

ユニクロさんのリネンシャツは色が生成りのため、生地に若干透け感があり下に着たTシャツのカラーが感じられます。
通気性が良く長袖なので日差しを遮りながら風は通すので涼しく感じます。
生地の表面の風合いやシワの効果か、肌触りがさらっとしています。

 

無印良品さんのヘンプシャツはネイビーのギンガムチェックで、生地に透け感は感じません。
長袖なので日差しは遮られるのは同じですが、通気性はユニクロさんのリネンシャツの方がいいようです。
ただ、洗濯後に干す際に糊が残っているように感じましたので、あと何回かは洗濯してからが本来のヘンプを楽しめるかと思います。

 

どちらもMサイズを選んだのですがブランドによって少しサイズが違います。
着丈と裄丈は無印良品さんの方が少し長く、身幅はほぼ同じですが無印良品さんの方がゆとりを感じます。
いちばん違いを感じたのは、カフスの腕周りのサイズです。
どちらもボタンが2つあり、腕周りのサイズを調整できるのですが、ユニクロさんの太い方のボタン位置と無印良品さんの細い方のボタン位置の腕周りのサイズがほぼ同じで、ユニクロさんのシャツは腕時計のサイズによっては干渉することがあるかも知れません。
袖をまくって着るのなら気にしなくても大丈夫です。

 

以上のレビューはあくまでも個人的な感想ですので、同じシャツを着ても人それぞれ感じ方はさまざまかと思います。
ただ一番感じた事は、もっと早く麻100%のシャツを買っていれば良かったと思ったことでした。
シワやネップなどクセのある素材ですが、それを味として楽しく感じていただければと思います。

 

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