私の好きな人物の1人に晏嬰がいます。

古代中国春秋時代、斉の国の名宰相として有名です。


正義をもって政治を行い、間違ったことに対しては例え相手が君主でも直言を挙げる。

この為横暴な時の君主である荘公からは疎まれます。


ある夜中に、急に荘公から呼ばれた晏嬰が宴に顔を出すと、荘公は楽人たちに予めいい含めておいた歌を歌わせます。

それは晏嬰に対して「早く宰相を辞めよ」と言う歌でした。晏嬰は歌の意味に気づくと地に座り、荘公の行いを痛烈に批判して走り去ります。

そして晏嬰は自家の全ての財産を公室に返還し、一市民になるのです。


仕事を辞めようと思ったとき、なぜかこのエピソードが頭をよぎりました。

晏嬰という人物が一番良く表れているこのシーンが私は好きです。