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常陸国ふしぎ探検隊-それは天津甕星から始まった

「まつろわぬ」というキーワードから常陸国の歴史を見つめなおします。常陸国は東海道の東のはずれ、鹿児島から始まる中央構造線の終点です。
神社探検の動画はこちら
→ https://youtu.be/8gVu8qGihD8

序章

川は天から落ちてきた — 文明の原型を探して

文明はどこから始まったのか。
王からか。武力からか。都市からか。

世界史を見渡したとき、その答えは驚くほど単純である。

文明は、例外なく「水」から始まっている。

ナイル、チグリス、ユーフラテス、ガンジス。
人類最古の高度文明はいずれも大河のほとりに生まれた。

だが、それらの川は単なる生活用水ではなかった。
川そのものが神であり、生命の循環装置だった。

水は天から落ち、山に受け止められ、川となり、海へ還る。
そして再び天へ昇る。

この循環こそが文明の原型構造である。

私はこの構造が、日本列島にも精緻に刻まれていることに気づいた。

しかもそれは偶然ではなく、意図的に配置された「文明モデル」だった。

その中心にあったのが、八溝山である。

始まりから終わりへ。
アルファからオメガへ。

この構造を見たとき、私ははっきり連想した。

八溝山は、日本列島のアララト山なのではないか。


【図版①:世界主要文明と水系循環モデル】
(ナイル・チグリス=ユーフラテス・ガンジス・日本列島水系)

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