ダイハツ社長「仕事量見誤ったかも」「経営の問題」 不正の背景巡り | kappa1945のブログ

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ダイハツ社長「仕事量見誤ったかも」「経営の問題」 不正の背景巡り
1/16(火) 17:34配信  朝日新聞デジタル
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 「仕事の量を見誤ったかもしれない。我々がこなしうる仕事量に対して、過度に(仕事を)詰めすぎ、硬直的なスケジュールを変えられなかった。そういった環境や風土は、経営が醸成してきたもので、経営の問題だと受け止めている」などと今頃社長が言っているようでは話になりません”無能”の極み

 

 一日100台作れたもう少し作れるのではないかと思い105台作らせたら出来た、では110台も作れるだろうと考えるのがバカ経営者、有能な経営者はやはり100台が妥当だなとなる、なぜなら最初の100台のときは工程に10%の余裕があった、5%も工程詰めれば必ず不良品が出る10%も詰めたら余裕がゼロになって不良品だらけになる、何事にも安全率と言うものがあるんだよ

 

 今回は設計から試作・製造段階での不正だから工程詰めすぎというよりは終わり(販売開始時期)が決められているから工程省略したんだろう、センサー出来ていないからタイマーでエアバッグ作動とか衝突試験片方しかやっていなかったとか...

 


 ダイハツ工業の車両認証試験を巡る不正で、斉藤鉄夫・国土交通相は16日午後、道路運送車両法にもとづき、ダイハツの奥平総一郎社長に対して、組織体制の抜本的な改善を求めて、是正命令を出した。是正命令書を受け取った奥平社長は「重大なことだと認識し、社員全員で改善に努めていく」と述べた。

 斉藤国交相が同日午前、特に悪質な不正行為が確認されたとして、ダイハツ・グランマックスやOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているトヨタ・タウンエースとマツダ・ボンゴの3車種について、大量生産に必要な「型式指定」を取り消す方針を明らかにしていた。

 斉藤国交相は是正命令書を手渡す際、不正が広範囲であったことや極めて悪質なものが含まれていたこと、報告されたもの以外の不正が新たに見つかったことを指摘。「国の型式指定の信頼性を根本から損ない、我が国の製造業への信頼をも傷つけるもので、極めて遺憾」と述べた。「会社の体制や体質を抜本的に改革しなければ、失墜した信頼を取り戻すことはできない」とし、再発防止策を1カ月以内に報告するよう求めた。

 奥平社長は報道陣の取材に対し、「ご心配、ご迷惑をおかけしたことを心よりおわびしたい。不正によって失われた信頼は大変大きい。原点に立ち戻り、小さい車を中心に据えた新しいダイハツを目指す」と話した。

 不正が起きた原因については、「仕事の量を見誤ったかもしれない。我々がこなしうる仕事量に対して、過度に(仕事を)詰めすぎ、硬直的なスケジュールを変えられなかった。そういった環境や風土は、経営が醸成してきたもので、経営の問題だと受け止めている」などと述べた。

 また、同社が報告した以外にも不正があったことについては、「不正だという認識がきちんとできていなかった部分にあったのではないか」と話した。(島崎周)