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1000年に一度のはずなのに…“予想外”だった活断層のズレ 今後への影響は?【能登半島地震】
1/10(水) 22:36配信  MRO北陸放送
  本文は下に-----

 

 1000年に一度って長いように感じるが、今原発60年動かそうということになっている、その間の被災確率は

  60/1000=0.06=6%

 

 日本には原子力発電所が福島第一を除いても15カ所ある原子炉の数はもっと多い、すべて60年動かすとすればその間の被災確率は

  (60/1000)×15=0.9=90%

 どこかの原発は稼働中に90%の確率で被災するということになる

 

 記事では300年でまた断層が動いたとなっている、そうなれば日本にある原発の被災確率は

  (60/300)×15=3=300%

 原発は稼働中に300%の確率で被災するということになる、3カ所は被災するわけです、今回志賀原発は稼働していなかったからよかったもののもし稼働中だったらどうなっただろうか、志賀原発の地震時の加速度は最初300ガル程度と発表されていたが実際は900ガルを超えていて想定の値を超えていた

 

 原子力村とその御用学者のいつもの言葉”なお原発の安全に問題は無い”はどう解釈すればいいのだろうか??活断層のないところに原発作ると言っても日本中活断層だらけで作れるところなどありません

 


1000年から2000年に一度しか動かないとされていた活断層。前回発生したのは1729年の「享保能登地震」でまだ300年ほどしか経っていない中での活断層のズレでした。今回のような地震は続くのでしょうか。注意すべき点はどこにあるのでしょうか。

■長さ150キロの活断層 能登半島全体が断層の上に 今後も大きな揺れに注意

松村玲郎キャスター:
なぜこれほど強い揺れに?

災害担当 木村洸記者:
これまでの群発地震は、珠洲市周辺に集中していました。今回の地震も、震源は珠洲市付近ですが、あくまでも断層がずれ始めた場所を表しているだけで、実際には、志賀町付近から、新潟県・佐渡の沖合までの長さ150キロの活断層全体が動いたとみられています。

能登半島全体が断層の上に乗っているような形になるので、断層が動いたことで、ほとんどの地域で、震度6強や7の激しい揺れになりました。

兵藤遥陽キャスター:
この活断層は知られていなかった?

木村記者:
未知の断層というわけではなく、県も、津波被害の想定などで考慮していた断層です。ただ、活断層には、ずれ動く周期があって、この活断層は1000年から2000年に一度しか動かないとされていました。

実はこの断層、江戸時代、1729年に「享保能登地震」という、マグニチュード6の地震を引き起こしています。その地震から、まだ300年ほどしか経っていません。地球の長い歴史の中で、これほど短期間で断層全体が動くというのは予想されていませんでした。

松村キャスター:
今回驚いたのは隆起です。

木村記者:
特に外浦の地域は大きく地盤が持ち上げられ、輪島市の北西部では約4メートルの隆起したという解析結果が出ています。
輪島市門前町の鹿磯漁港では港が干上がってしまいました。
外浦の沿岸では、津波の被害は内浦に比べて軽減されましたが、この隆起で、場所によっては海岸がそれまでよりも200メートル広がったところもあるそうです。

金沢大学 青木賢人准教授:
これは海からアプローチができなかったため、奥能登の救援が少し遅れた大きな理由ですね。奥能登の復興を長期的に考えたとき、漁港が使えないのは、水産業の立ち上げに不利になってしまいます。何とかしなければいけないですね。

松村キャスター:
今後の地震の注意点は?

木村記者:
この150キロの活断層は、今回マグニチュード7.6の地震が起きたことでエネルギーを使い果たし、同じ規模の地震が起こる可能性は低くなっています。

一方で、注意したいのは断層の両端の部分です。日本海側で、今回の地震に似ているのが秋田県などに津波で壊滅的な被害をもたらした1983年の日本海中部地震です。このときは、本震の約1か月後に、断層の北端でマグニチュード7.1の最大余震が起きました。

京都大学防災研究所 西村卓也教授によりますと「断層の両端では、地震の可能性が高まる。能登では群発地震が続き、今後もマグニチュード5~6に注意」と言います。

現に9日の夕方には、佐渡付近でマグニチュード6.0の地震で、最大震度5弱を観測していますが、この地震もこの断層の端の辺りで起きたと考えられます。

そして能登地方では、これまでの群発地震活動はしばらく続く可能性があります。マグニチュード7規模というのは考えにくいですが、ここ2年間で起きたマグニチュード5や6クラスの地震で、局所的に再び被害が出る可能性がありますので、今後も強い揺れに注意してください。