どんなにあがいても
大好きな夏はもう終わりました。
秋。
一年ぶりの懐かしい空です。
先日突然 長女に
『人は死んだら どうして燃やすの?』
と聞かれました
何て答えるかよりも先に
どこでそんなこと知ったんだ!?
と驚きましたが
子供って、
親が教えていない色んな事を
外で吸収してくるものです。
人の生死についての質問を子供にされるママさんは
結構多いと思います。
素朴な質問でありながら
答えが難しい質問です。
『そうやね、
燃やすと煙になってお空まで上がって行けるやろ?
そしたらお星さまにもなれるんよ。
やけぇ、
お空まで行くために燃やすんよ
お空なら、
世界中どこにおったって会いたい時に
どこからでも空を見れるし、
どこに行ったって
お空におる人たちにも見てもらえるけぇね』
『そっか!』
長女は
分かったのか分かっていないのか
でも
納得したようで
それ以上
質問してきませんでした。
長女にそう説明しながら
私も気付くことがありました。
なぜ昔から
《亡くなった人は空の上に居る》 とされるのか。
それは、
残された人が悲しんで下ばかり向いていないように、
顔を上げて歩けるようにじゃないかな…
それに
顔を上げていれば美しい景色が見れます。
どんなに悲しい時でも
美しい景色だけは人の心に語りかけることができる気がします
どんな時でも
自然は人に色んなものを与えてくれるんだなぁと思いました
人間は自然に寄り添いながら成長し、
そして自然を守っていかなければならないということを
子供達に代々教えていくことが親の役目かもしれません。