日経平均株価は6月の軽い三角持ち合いを上に抜け、7月はレンジ内でも緩やかな右肩上がりとなっています。

 6月高値を抜けられなければ元の黙阿弥。

 

 国内でも感染第2波が到来し、それでも経済活動が止められないジレンマの中、無策状態が続いています。

 第1波での日本にしては強力な締め付けの後だけに、第2波初期の対応の遅さを見ると、第2波の山が恐ろしく高くなりそうです。

 迅速な対策が山の高さを低くすると知っているはずなのに。

 

 この新型コロナ騒動の中でも堅調なのがIT産業。出勤停止で自宅のオフィス化とそのアクセス関連事業が伸び、半導体関連が活況でした。もう山を越えた?

 

 下図は日経平均株価とフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の推移を長期と短期で示しています。

 日本の株式市場は従来より、このSOX指数との相関が強く、長期推移でも'00年から'15年にかけて、ほぼトレースするような動きとなっていました。

 それが、'16年以降、日経平均株価画だけが取り残される格好になり、AIや5G関連の技術の弱さが露呈してしまいました。

 

 一方、短期で見ると、3月の急落以降の日経平均株価の回復は、SOX指数にサポートされたようにも。それでも、SOX指数が年初水準を上回っていることに対し、日経平均株価は若干弱い。

 今後、もし新型コロナの再燃拡大でも半導体需要は強そうですし、半導体製品は米中経済戦争の本丸でもあるので、余剰資金が流入し続けそうです。

 これに乗じて日本株も上昇できるのか・・・それとも再度取り残されるのかな。