おんたけウルトラトレイル100km完走しました!

トレランをはじめてから100kmのレースを完走することを目標にしていたので、
ひとくぎりという感じです。

そこで、苦い思い出である信越五岳110kmリタイヤの経験から得られた教訓と、今回の対策について振り返ってみます。


【信越五岳110kmの結果】
約95km地点でリタイヤ
めまい、ふらつき、力が出ない、多少の意識混濁など、体が自由に動かなくなり、色々な心配が頭を支配し、リタイヤを選択。


このときは、レースの後、悔しくて悔しくて、なんで体が言うこときかなくなったんだー!!!ってサイトを調べまわり、本を読みまくり、人に聞きまくったもんです。

その振り返りから得られた身体が動かなくなった原因はこんな仮説がたちました。

ハンガーノックが最有力でした。

ハンガーノックが原因だったとして、どんな対処をすべきだったのか。

一番の対処は、ハンガーノックの兆候が出た時点で(理想は出る前に)、沢山食べることです。
そして、すぐにリタイヤを決断しないことです。
ハンガーノックは回復までに時間が必要だから、手持ちの食糧を全部食べてでも補給をし、
回復まで30分くらい待つこと。

前回のリタイヤでの一番の反省は、手持ちを食糧と制限時間を両方とも残した状態で、リタイヤを申し出てしまったことです。この点を一番後悔しました。

人によっては食べたくても胃が受け付ない人もいるのです。
一方、僕は食べれる状態だったのです。


ここまでが、当日の対処の反省。

で、次は、事前の準備。

明らかに実力不足だったと思います。
心肺持久力・筋持久力・脚力・耐久力のすべてにおいて。

反面、僕の強みは、どうやら胃です。
たくさん食べることができるのです。

だから、
普通の人が心拍数140台で20時間レースを続けるのに対し、
僕の場合は心拍数150台で20時間レースをできる可能性があるのです。

つまり実力以上のレースを完走できる可能性を秘めている!!と勝手に解釈しました。



そのあたりを踏まえて、この9か月間を過ごしてきました。




対処① 毎月1回は、6時間くらい動き続けるトレーニングをする
対処② 体重を落とす
対処③ 登りの筋持久力をつける
対処④ 補給食の普通の食べ物比率を高める


中間目標として用意したのは

●3月の伊豆トレイルジャーニー
※ここまで登りの走力をつける。




●4月の宮古島トライアスロン
※ここまで全身持久力をあげる


実はこの2つのレースも、目標設定当時の実力からしたらかなり高い目標でした。
伊豆トレイルジャーニーは、距離と累積標高と制限時間からすると信越五岳以上の難易度だと想像しました。
宮古島トライアスロンも、人生2度目のレースでした。
ミドルすら出たことなかったです。

そんな感じで、中間目標と呼ぶにはなかなかもったいない2つのレースを無事に完走し、良い仕上がりでした。


結果、おんたけ100km 無事に完走しました!