その6.防災教育と学校のブラック化
※この記事は常に新鮮なネタを提供すべく、随時、更新されています。
1.防災教育
◎避難所となる公立学校の防災機能…冷房85.5%、断水時トイレ75.1%
リシード 2025.6.26
避難所に指定されている公立学校の防災機能が急速に高まっている…こう受け止められかねないような文科省の調査結果ははたして本当に信用できるのだろうか?
この記事では「別の調査(公立学校の体育館等における空調<冷房>設備の設置状況に係る調査)では2025年5月1日現在、公立小中学校における体育館等への冷房の設置は約2割にとどまっている。今回の調査では、災害時に避難者が滞在することを想定している部屋等(体育館のほか、会議室や教室等を含む)のうち1部屋以上、利用可能な冷房機器を保有している部屋があれば保有しているものと取り扱っているためと考えられ、災害時におもな避難先となる体育館への設置を、引き続き推進していく必要があるという。」とある。
ならば「冷房85.5%」という数字は現実的な防災機能のレベルを決して示してはいない、という事になる。よくよく注意して読めば、むしろ35度を超える猛暑日でさえ冷房施設のまったく無い学校=避難所がいまだに14.5%も存在している、という残念過ぎる実態の方が逆に浮かび上がってこないだろうか。
これまで 学校での避難では授業優先の発想から教室よりもまず体育館の利用が優先されてきた経緯があるだろう。体育館では冷房どころか暖房すら不十分であることは今までの報道でも明らかである。たとえ体育館などにジェットヒーターが数台、用意されているとしてもはたして燃料は何日分用意されているだろう?おそらくせいぜいが2~3日分に過ぎないのではあるまいか。多くの学校では保管における安全面などを考慮して卒業式などに間に合う程度の燃料しか所有していないのかもしれない。
自衛隊等による燃料の補給を当てにし、防災に必要な分の燃料を用意していない学校が一体どれほどあるのか…毎度のことながら文科省には自ら学校現場に踏み込んで本当の状況を調べる意欲がなさそうだ。回答者がいくらでも嘘をつける、盛ることの出来るアンケートごときで実態が把握できる、と思うこと自体、馬鹿げていることはない。文科省や教育委員会が当てにならないならば、実際に避難を強いられ、惨めな思いをするだろう市民自身が厳しく学校の取り組みを監視するほかあるまい。
いかにも防災にしっかりと取り組んでいます、と虚栄を張り、上辺の見栄えばかりを取り繕うとする公立学校の管理職たちの悪しき性癖を、同じ穴の狢ともいえる文科省が知らぬわけはあるまい。こんな杜撰な調査をして事足りる、と高をくくり、学校現場での欺瞞を平気で看過してきた文科省ごときにケチで知られる財務省が防災に必要なだけの予算を気前よく用意してくれるとは到底思えない。馬鹿を見るのはいつでも避難民であることを忘れてはなるまい。
さらに言えば 防災教育の任にあたるべき学校自体がこの程度の防災機能しか備えていない…という現実に日本の公教育の貧困と欺瞞とが見事に濃縮されていると思うのだが…
◎津波から10日目に救出された少年「奇跡」の違和感“間違いだった避難の選択”東日
本大震災から14年【明日への羅針盤】
仙台放送ニュースチャンネル 2025/03/26 14:04
非常に貴重な体験であり、かつ体験者が高校1年生であることも生徒達には切実な問題として響く動画である。ぜひ視聴させたい。
◎3.11_東日本大震災_ONE OK ROCK 「Be the light 」
yuki mizobata 2013/05/06 7:53
東日本大震災を振り返るならこの動画が一番だろう。当時、有名となったシーンの数々がワンオクの「BE THE LIGHT」の曲とともに紹介されている。それぞれのシーンがどんな場面だったのか、できるだけ解説しながら視聴させたい。
時折、衝撃的な場面があるので事前に予告はしておくべき。多くの犠牲を無駄にしないために、今、何をするべきなのか、どんな心構えをしておくべきなのか、視聴後はアンケートをとっておきたい。
※大川小学校の悲劇については「その1」で詳しく触れている。
〇猛暑と熱中症対策で夏休み延長の学校が全国に拡大中!教育現場のホンネは
アサ芸biz 2025.7.10
ろくに自分で現場を取材せずに教育専門誌の記者の言葉を鵜呑みにするような記事を「アサ芸」はネット上に晒していても良いのだろうか。そもそも記者はどんな調査結果を元にしてこんなにも無責任な事を語っているのだろうか。
…文部科学省が昨年発表した『公立学校施設における空調(冷房)設備の設置状況調査』によると、教室冷房設置率は小学校99.1%・中学校98.9%・高校99.4%といずれもほぼ100%近い。学校関係者からは、『気温の高い日は屋外での体育の授業を避ける必要はあるが、わざわざ夏休みを延長しなくても対応できる』との意見もあります…とのご指摘、呆れるほかない。真面目に取材する意欲の欠片も見えないような、いい加減極まりない杜撰そのものの記事であろう。
災害級の暑い日にわざわざ児童生徒たちを学校に来させるのならば、学校はせめて普通のご家庭並みの冷暖房を完備できていなければなるまい。しかし学校の体育館に冷房が備わっているのだろうか、芸術科目の教室などの特別教室にも冷房は完備しているのだろうか、冷房費を節約するために、教室内の気温を無視して冷房時間を厳しく制限していないだろうか…児童生徒の命にもかかわりかねないほどの猛暑が続く現状の中で、「わざわざ夏休みを延長しなくても対応できる」という、根拠不明で誰のものとも分からない発言をあたかも教育現場のホンネであるかのように紹介する、その鈍感で無責任な報道姿勢には怒りすら覚える。
〇【閲覧注意】子供が見たら泣くレベル…冷酷すぎる自民党と戦う山本太郎【最新国
会】山本太郎の国会質問!参議院・予算委員会(2025年3月10日)
山本太郎 on the BEAT【切り抜きch】 2025/03/11 18:53
ボランティア、NPO頼みの能登における災害復興の実態がよく分かる国会の質疑応答であろう。震災から1年以上も経っているのに後片付けすら終わっていない能登の現状は一体何を物語るのか。「災害大国」日本は本来、「防災大国」でもなければ経済大国として立ち行かないであろう。しかし能登の現状は日本が災害大国であり、人災大国でもあることを雄弁に物語ってはいないか。
◎「復興・復旧なんて夢のまた夢」能登半島地震から1年 被災地で加速する人口流
出【報道特集】TBS NEWS DIG Powered by JNN 2025/01/19 22:31
1年経っても廃墟のまま、残骸の片づけすら進んでいない地区もあるという現状は日本がもはや経済大国ではなくなっていることを示しているのかもしれない。しかし、それにしても無残というほかない能登の現状ではある。
今後の南海トラフや関東直下型あるいは千葉県東方沖の大地震、さらには富士山等の大噴火に対して日本政府や都道府県が出来ることはおそらく極めて限られている。それは石川県の現状を見れば一目瞭然だろう。この動画を視聴し、今のうちに私たちが日本政府や都道府県の残念なほどの無力さをしっかりと思い知っておくことは、各自が災害を生き残る上での大切な心構えにつながっていくに違いない。
かつて都市部に人口を集中させて行政のコンパクト化、効率化を推進する動きが地方では数多く見られた。財政の苦しい地方自治体ではとりわけ、少子高齢化が極端に進んで過疎化した農村部などを容赦なく切り捨てて都市部への移住を進める政策がとられていた。そして今や地方の切り捨て政策はいよいよ大規模化し、市町村単位の切り捨て、さらには都道府県単位の切り捨て政策までもが進んでいるように見える。日本はきっと防災の備え、避難生活も、かつて以上に厳しく「自己責任」が問われる、非情冷酷な時代に突入しているのだ。
◎小学校の廊下、階段、教室を埋め尽くす避難してきた人 神戸の最低気温は1度 映
像に記録された発災直後の混乱 水や食料はほぼなし 阪神淡路大震災と同じ課題
が浮き彫りとなった能登半島地震 カンテレNEWS 2025/01/17 13:08
この時の教訓が今、どこまで生かされているのか、きわめて疑問であろう。学校が避難所として役割を果たせるようになるのは一体、いつの事なのか。日本の政治と教育の本当の貧しさはここに集約されていると考えるが、いかがか。女性の視点が特に欠けている点は、いかにもトップレベルで女性差別の国である日本らしい。
◎南海トラフ巨大地震と富士山噴火に備えよ【鎌田浩毅氏】◎『M9地震に備えよ』発
刊記念講演|PHP研究所 2024/08/26 17:16
南海トラフ、首都圏直下型、西日本内陸部の直下型といった大地震に加えて、富士山の大噴火と気候の寒冷化について、簡潔に説明されており、防災教育として基本的知識を身につけるうえで最初に視聴させたい動画の一つであろう。
◎【つんだもん】激詰めされ、ついに読み上げソフトと化してしまう大臣【最新国
会】山本太郎の国会質問!参議院・環境委員会(2025年3月13日)
山本太郎 on the BEAT【切り抜きch】2025/03/14 19:49
国会では実際にどんな審議が行われているのか、その実態が非常に分かりやすく伝わってきて、大いに参考となる。やや視聴時間が長いが、ぜひ、最後まで視聴させたい。政府側答弁が言い訳、ゴマカシ、すり替え、官僚作成の答弁書の棒読みに終始し、議員との対話がまったく成立していないことに呆れるだろう。
福島原発の事故以来、住民の避難、すなわち生命、安全の確保に関しては実効性のある対応がほとんど進められていないという現実に身のすくむ思いがする。こうした状況の中で原発推進の声が再び高まっている事にも大きな不安を感じざるを得ない。
福島での放射能汚染は今もかつての住人達に大きな試練を与え続けている。コミュニティは破壊され、土地もすっかり荒れてしまっている。原発のある地域での住民への安全対策がいつまでたってもいい加減なまま、政府は当該自治体にいざという時の対応を丸投げしているという情けない事実に注目したい。
東日本大震災の教訓は十分なレベルで生かされているとは言えないだろう。原発関連施設で散々繰り返されてきた事故隠しの隠蔽体質もまた十分に改善されているとは思えない。これで日本は「防災大国」を自任しているのだから実に恐ろしい。本当は「人災天国」という方がふさわしいのではないか。
◎「今来てますよ、津波が!」届かなかった絶叫…放送で命は守れるか 大災害発生
時もう一つの最前線 アナウンサーたちの葛藤【テレメンタリー】
ANNnewsCH 2024/03/16 24:28
山田アナウンサーの絶叫がなぜ人々を動かすことができなかったのか、ぜひ、生徒たちに考えさせたい。
◎「なぜ多くの人が逃げ遅れてしまったのか」東日本大震災から13年…住民100人の
避難行動を映像化 浮かび上がった“危険な避難行動” 生死を分けた津波避難の教
訓【テレメンタリー】 ANNnewsCH 2024/03/23 24:45
この疑問こそが津波の教訓が生きていたはずの東北での被害の謎を解く上で最も重大なものだろう。ぜひ、児童生徒に視聴前、あらかじめこの問いを突き付けたい。
石巻では家族の安否確認やや防災グッズ、あるいは忘れ物を取りに行くために避難先から自宅や職場に引き返してしまったケースが極めて多いことが分かっている。いざという時に家族が集まる場所を決めておかなかった、過去、大きな被害が出てこなかったために住民たちの津波への認識が甘かった、さらには周辺の住民も自宅の後片付けをしていた、などのせいで避難が遅れてしまい、犠牲者が多数でてしまった過去をきちんと教訓にできるか否か、学校での防災教育のあり方が問われているだろう。
・AkikinnJAPANチャンネル
◎【300万再生突破】【南海トラフ巨大地震】元自衛官として本当に無念としか言い
ようがない。自衛隊の無力さに涙が出ました。【大規模震災保存版】
AkikinnJAPANチャンネル 2024/08/09 30:07
◎【防災グッズ】1人だけ助かっても意味がないでしょ。リアリティが無さすぎる。
実際の現場を経験した元自衛隊レンジャーが教える家族が実際に生き残るためのミ
リタリー式サバイバル防災。 AkikinnJAPANチャンネル 2024.10.12 28:04
◎【防災グッズ】私ならこれを準備します。元救助隊員「防災リュック」の中身お見
せします。東日本大震災で準備できなかった最も重要な教訓。
AkikinnJAPANチャンネル 2024/08/14 26:19
災害時の避難生活に対する心構え、用意する物についての、これまでの認識が完全に一新されるかもしれないほど、貴重で重要な示唆に満ちている。大災害時には混雑して避難所に入れないことをまず大前提とすべき。したがってテントと寝袋、防水バッグについてはもう一度、確認しておきたい。自宅を出て避難する場合は、食料と水を最小限にしないと避難、移動のスピードと距離が制限されてしまうおそれもある。
同様のテーマで紹介してきた他の動画とは一線を画するほど、豊富な実践経験に基づいた斬新な指摘には目からウロコ。過酷な実地での経験を軸にした、元自衛隊員ならではの現実的、実践的かつ厳しい認識、アドバイスは大いに参考となるだろう。少し視聴時間が長いが、防災の心構えと実際についてのより有効でしっかりとした認識を作る上で、まず最初に視聴させたい最もオススメの動画である。
なお次の動画も併せて視聴させると良いだろう。
◎【至急】南海トラフ地震、これ持ち歩いて。巨大地震を生き抜くホンモノの防災ポ
ーチ【健康防災備蓄】 防災士いろはの『健康防災ナビ』 2024/08/12 20:30
日常的に私たちが持ち歩くべき防災ポーチは、当然のことながら児童生徒や教師にも必携のものではあるまいか。こうした防災用品を常時、学校にもそれなりの数を用意しておくべきだろう。でなければ住民の避難所を学校が引き受けるのは無責任過ぎると思うが、いかがか。
今すぐにでも防災意識を高めることを兼ねて防災ポーチの携帯を児童生徒、教師全員に義務付け、ランドセル、リュック等に入れておくことを徹底させたい。
・RESCUE HOUSEの動画
このチャンネルは数々の被災地、救急救命の現場に立ち会ってきた元消防レスキュー隊員による豊富な経験を踏まえた実践的な防災対策、救助活動、効果的な避難行動等を教えてくれる貴重な動画が多い。
以下、学校での防災訓練や社会科以外でも視聴させたいオススメのものを列挙しておく。
○【TOP5】被災地はこの防災グッズが必要‼︎巨大地震発生後に買い占められるモノ
を消防レスキューが紹介
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024/04/21 13:30
◎【完全保存版】驚きの商品が防災グッズに⁈無印良品の爆売れ〇〇を消防レスキュ
ーが徹底解説
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024/02/16 17:43
◎【注意】間違った防災を消防レスキューがぶったぎる
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024/02/03 12:29
◎【防災NG行動集】9割の人が〇〇をします。防災はお金をかけずにできるのを消防
レスキューが徹底解説
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024/01/24 13:11
被災時についやってしまいがちな危険行動とは何か、あらかじめ知っておくことは非常に重要。前の動画「間違った…」とともに必見の動画である。生徒たちに予想させたり、途中で動画を止めて危険な理由を考えさせたりすればより効果的。
○【完全版】2024年絶対にすべきに防災対策を消防レスキューが徹底解説!
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024/01/19 18:18
事前にできる対策には何があるか、水や食料の備蓄以外で見落としがちな重要ポイントを知っておきたい。
◎【BEST4】現場で使う防災グッズを消防レスキューに本気で選ばせてみたinワーク
マン。 レスキューハウス 2024/02/02 12:35
正月早々の能登半島での地震で防災への意識が高まっている現在、防災グッズの見直しは極めてタイムリーな話題。ワークマンで販売されている品が中心なので授業での視聴は避けたいが、今回、紹介されている四つの品はどれも用意しておくに越したことはあるまい。飲料水、食料の備蓄や防寒対策等は他の動画などでこれまでも繰り返し紹介され,ある程度までは周知されてきているが、家族や近隣の遭難者を救護するためには消防レスキューの観点での用意が必要不可欠となってくる。大規模自然災害などの際に備えて家庭で実際に備蓄している物を列挙させ、今の自分たちに何が不足しているのかを認識していくためにも各自が今後、用意すべき物をそれぞれ確認する作業をさせておきたい。
○【2024年最新版】100均で見つけたら即買いの防災グッズ!消防レスキューがオス
スメするオススメの百均防災グッズとは⁉︎2024/02/28 16:02
安く手に入る優れた防災グッズが紹介されていて大いに参考となる。
◎【2020年最新 防災術】南海トラフ巨大地震・首都直下型地震などの巨大地震から
命を守る地震対策スキル(防災グッズ)を紹介!消防士たちが選んだコスパ抜群地
震に対する100均防災対策スキルも同時公開! 2020/05/08 23:10
◎【防災プロ厳選】消防自衛隊員が備えている防災グッズを公開‼︎
2021/04/16 10:57
避難する際に持参すべき物はホイッスルと照明器具の二つであり、水や非常用食料などは後回しにすべき、との指摘は大切。大規模災害で人命が失われる、最も多いケースが「逃げ遅れ」であることは肝に銘じておくべき。
モバイルバッテリー、使い切りマイ洗浄機「お尻シャワシャワ」(生理用品としても)、エアーマット、簡易トイレなど、あるとかなり助かる。
※防災グッズに関しては「【永久保存版】意外と知らない!?ホームセンターで買える防災グッズ -災
害 あなたができるアクション- 【カインズ】 2021/04/09 日本財団 16:34」が役立つ。
サランラップやアルミホイル、コーヒーフィルター(汚水の濾過用)、避難先での防災時のポンチ
ョ(トイレや着替えに利用)、レスキュー寝袋、アウトドア用カセットコンロ、ヘッドライト、フ
リーザーバック(炊飯や防水パックにも利用)など日用品も含めて常備しておくべきだろう。
「【100均】100円ショップで揃う!誰でも防災グッズ -災害 あなたができるアクション- 【ダイ
ソー】 2021/05/28日本財団 17:37」で指摘されているようにヘッドライト(人数分)、L
EDソーラーライト(ガーデニング用)など数が必要なモノは安価なモノを手に入れたい。他にも
「【防災グッズ】ほぼダイソーで揃う♪非常持ち出しリュックを作ろう🍀2021/02/23 なんで
もない日ちゃんねる 8:29」、「【プチプラ防災】家庭の災害対策 在宅避難 編 2020/09/03
eo official 7:59」、「100円ショップでそろう!今買うべき防災グッズ 2021/06/02
福岡・佐賀 KBC NEWS 5:06」、「「枕元ポーチ」で大地震や津波から停電時に走って逃げる
準備|防災グッズを学ぶ[そなえるTV]2020/05/08 死なない防災!そなえるTV 13:19」
など役立つチャンネルは多い。特に夜間の停電時の避難を前提とした防災グッズの準備は必須。
◎【実証】消防レスキューが3つの救出方法を徹底解説‼︎ ニュースには載らない現場
での救助搬出方法が女性でもできるぐらいカンタンすぎた‼︎“阪神淡路大震災/首都
直下型” 2022/01/14 11:50
被災者救出の大きなカギを握るのはこの搬出方法だと思われる。この方法ならば高校生でも大人を担ぎ上げてなおかつ片手をフリーにしながら素速く移動できる。救急隊だけでなく、全員が知っておくべきスキルの一つ。毎年、ただ急ぎ足で校舎外への避難と整列点呼ばかりを繰り返す訓練は見直すべき。
◎【緊急対策】火事で生き残る唯一の方法とは!?消防経験者が教科書には絶対に載っ
てないたった一つの手段を伝えます…2021/09/18 14:37
出来るだけ姿勢を低くして外に避難することがなぜ大切なのか痛感!これも全員視聴させたい。
◎【危険】子供の救命時に絶対やってはいけない3つの行動‼︎消防レスキューがみた現
場の裏側がヤバすぎた…2021/12/29 14:43
◎【消防24時‼︎】消防士が経験した驚愕の心肺蘇生の事実‼︎〇〇をしないとあなたの
家族が助からない…ヒーローがやっていることとは⁉︎2021/04/11 15:39
5㎝ほど凹ませるので高齢者の場合、骨が折れてしまうことは当たり前にある、と言う指摘は非常に大切だろう。骨が折れることを恐れて心臓に届かないマッサージをしても何の意味も無いという。AEDによる電気ショックが終わったらすぐに心臓マッサージを再開することも覚えておくべき。
〇【驚愕】喉づめ時にこれだけはするな‼︎正月テレビでみたのは間違い⁉︎消防レスキ
ューが現場で使った緊急救命対応を徹底解説‼︎ 2022/01/02 9:18
◎【死因TOP】子供がSOSを出せない危険なモノ…過酷すぎる消防現場で必要な防災
を消防レスキューが徹底解説
【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス 2024.3.14 22:13
まず喉詰に特有のチョークサインがあるのか、あったのかを確認。
喉に詰まりやすい、誤嚥しやすい食物は餅、こんにゃく、イカの刺身、鯛の骨、リンゴ、パン、ミニトマト、ブドウ、ピーナッツ、枝豆等。幼児ではスーパーボール、ボタン電池、入浴剤等を誤飲、誤嚥して喉を詰まらせたりしてしまう。背部叩打法(左右の肩甲骨の間を掌の付け根で下から上へ抜けるように強く叩く)と上腹部圧迫法(ハイムリック法:拳で上腹部を押し上げるように強く圧迫)の二種類は絶対、知っておくべき。
年に約9000件も発生している窒息事故に対する心構えは全員、必要。
・RESCUE HOUSEの動画以外で役立つ情報
◎防災備蓄|これが無いと困るかも|内閣府推奨のおすすめ備蓄食料|値上げ・食料
危機対策にも|正しく備えて安心 食料備蓄|何をどれだけ揃えるか分かります!
2022/06/12 はやとの防災・防犯知識ch 6:06
食料の備蓄に関して要領よくコンパクトにまとめられている。
◎防災|【新生活防災】 新しい環境での防災チェックポイントを解説|新社会人・
新入生・引越をして環境が変わったという方 必見です!2022/04/17 はやとの
防災・防犯知識ch ~不安だから一緒に考えたい~ 5:26
卒業間際の3年生向けに視聴させたい。
◎スウェーデンの全世帯に配布される危機対策マニュアルを大公開| 危機の時に大切
なこと、用意すべきものは?|北欧在住日本人ゆるトーク
2022/04/09 Nord Labo -北欧研究室-21:06
先進国のマニュアルは大いに参考となる。
参考記事
◎首都直下地震「犠牲者最大2万3000人」は楽観的すぎる…地震工学の権威がはじき出
した「最悪の被害シナリオ」 プレジデントオンライン 三浦 房紀 2025.3.27
もしかしたら「徒に不安を煽る」との政治的判断からなのだろうか、東京都南部を震源地とする直下型大地震による被害想定があまりにも甘過ぎるとのこと。確かに犠牲者数を「最大23000人」と見積もるのは極めて現実離れしていそうに思える。仮に実際の犠牲者数が想定を大幅に上回った時、またぞろ政府は福島原発の時の様に「想定外」を口にするのだろうか。
デフレの時代が続き、少子高齢化も加速する時代ではある。悲観的な見通しばかりで憂鬱さが募る一方であった日本社会、失われた30年…ようやく景気浮上の兆しが見えてきた現在、大地震や富士山噴火のような、いつ起きるとも分からない悲観的予測は確かに気分が悪くなる。せっかく立ち直りかけた日本にあたかも冷や水を浴びせかけるようで、誰しもが重い気分に沈むだろう。
とはいえ、20年にも満たない間に東日本大震災、熊本地震、能登沖地震と立て続けに日本は大地震に見舞われている。これは現実の出来事であり、悲観的予測の話ではない。そんな日本で今、一人でも多くの人を大災害から救おうと考えるならば、どんな情報が必要とされるのか、政府にはしっかりと考えて欲しい。
おそらく現在の日本国民に喫緊に必要とされているのは、残念ながら「最悪のシナリオ」の方ではあるまいか。オリンピック、万博…などと下手にお祭り気分を煽って現実の厳しさから国民の目を逸らさせている場合ではないのでは…
こうした状況の中で石破政権の目指す防災庁の設置は一見すると正しい政策なのであろうが、子ども家庭庁が何一つ実績を上げられずに出生率の低下はいよいよ酷くなるばかり…という都合の悪い先例もある。この現状を考えると、防災庁の設置も形だけの取り組みに終わる可能性の方が高い。いずれ大災害による「想定外」の被害が発生した際、政府の言い訳、逃げ口上に利用するための防災庁の設置なのでは…と国民の多くは勘繰りたくもなるだろう。
〇「防災研修はリアル伝えないと無意味」…体育館で避難所生活し1泊体験、参加女
性「過酷さは想像以上」 読売新聞 2025.1.20
借金まみれの自治体が多い中で避難所の管理、運営は地方に丸投げ…「災害大国」でありながら、災害関連死を30年も放置してきた国家に果たして税金を払う義務はあるのだろうか…大いに疑問。政府は増税を言う前に役立たずの国会議員を減らして、重要な政策は国民が直接投票できるような法改正と体制の整備を早急に着手すべきだ。
どう見ても男性中心のまま、すっかり高齢化した今の政府、国会議員にこれらの対策を実行に移せる力量は無い。ただでさえ複雑に高度化し、変化の目まぐるしい現代社会である。そもそも一人の人間が現代のあらゆる問題に通底していることなど考えられないのだから、代議制そのものを根本から見直す時期に来ているはず。
○消防団員が足りない! 存続の危機 変革迫られる消防団
NHK政治マガジン 2023年7月4日特集記事
市民の医療福祉、教育、安全にかかわるほとんどすべての機関、組織で深刻な人手
不足に直面している原因について考えさせたい。特に日本の場合、地域に密着したきめ細やかな介護や防災、防犯、貧困、子育てなどの対策はこれまで市民によるボランティア活動にその多くを依存してきたと思われる。
しかし都市化や地方での少子高齢化などによってボランティア人材の高齢化と不足が現在、一気に表面化してきた。傍から見ても2024年1月の能登沖大地震の復旧が遅々として進まず、東日本大震災での教訓が十分には生かされていない印象を私たちが受けてしまう背景に少子高齢化への行政による対応の不十分さや遅れが指摘できるのではあるまいか。しかも行政側の人材不足まで深刻化する中で巨大地震の発生確率がいよいよ高まっている。事態は相当切迫してきているようなのだが…
そんな中で強行された防衛力増強、老害政治家による差別発言と汚い利権まみれだった東京オリンピック、それなのにさらに強行されようとしている大阪万博…これらのお祭り騒ぎが高度成長期の時のように実際、日本の景気を浮上させ、人々の生活を向上させて国家が抱える莫大な債務を減らすことにつながるのならば確かに大勢の反対を押し切ってでも実行する意義はあるに違いない。
が、はたしてその裏側はどうなのだろう。特定の人々だけが得をするような、醜い利権構造は今回、払しょくされているのだろうか…自民党議員たちの裏金問題を見るにつけ、政治家たちの主張を疑いもせずに真に受けるお人好しは今の日本にどれほどいるのだろう。パーティー券売買の裏側で蓄積されてきた国会議員たちの裏金、政策活動費の使途も見逃せまい。また安芸高田市に見られるように地方議員の腐敗は国政以上に深刻ではないのか。
中国の低迷もあって日本の株価は今、記録的な値上がりを見せているようだが、これを手放しで喜べる人もやはり相当のお人好しなのだと思うが、いかがだろう。