昨夜はキャンピングカーの屋根を叩くような雨音と、絶え間なく車体を揺さぶる風の一夜でした。嫁さんはヒグマが車をゆさゆさしてるのかと思ったって。

 そんな夜も明けてしばらくすると、ご覧のような晴天へと転じました。でも風は強いね~😣。しかも海側からまともに吹き付けます。カッパはんは数分で全身が塩まみれです~😆。そんな海岸を今日もてくてく歩いていると、前方に奇妙な、いや懐かしいけどやっぱり謎な物体が見えてきたよ!
 うーん、間違いないね。この物体とは去年の7月に、このサロベツ湿原の海岸で出会っています。全然変わってないね。少し砂に沈んだかな?
 これは去年の7月に撮影したものです。カッパはんのブログ第一号にも使っていますよ😃。漂着物が大好きなカッパはん的には、持ち帰って毎日庭で眺めたい!これを見ながら白いご飯を三杯は食えるな😉。残念ながら回収は不可能でしょう。まあ、やれなくは無いけどお金が掛かりすぎるわ。
 海岸に散らばる漂着物は中国語、ハングル語、そして日本語の3か国の言語がほとんどですが、これは珍しく手書きのキリル文字です。「アトランティック」と書いてあります。船名でしょうね。心惹かれますが大きすぎだよ~。持ち帰ろうものなら、キャンピングカーで待機してる嫁さんに何を言われるやら😅。
 これもキリル文字です。ロシアの船舶用の緊急飲料水のパックだね。ロシア海運局の認定品です。大きな袋に5パック入りなんですが、二つは破れてました。それでもこの飲料水パックの完品はカッパはんには珍しいな。
 ガラスの浮き玉は、昨日と同様に満潮のラインにコロコロと転がってました。
 時間のタイミングはかなり悪く、潮がどんどん満ちて来ます。場所によっては満潮ラインに迫りそう!せっかくの浮き玉がさらわれてしまいます。急ぎましょう!
 海岸ギリギリの砂丘にはエゾニュウが生えています。環境が厳しいためか、あまり上に高く伸びられなそう。
 出ました、これは浮き玉を再利用した手製の漁具ですよ。4本のかぎ針が危ないね。カッパはんが欲しいのは浮き玉だけ。漁具は外してしまいましょう。
 工具は20年以上肌身離さず持ち歩く、レザーマンのマルチツール。作業台はいくらでも転がってるコンテナを利用しました。この漁具を作った漁師はいい仕事をしてるよ。錆びない高価なステンレス針金をふんだんに使って、無駄なく丁寧に工作してる。つまりカッパはんは苦労してるって事だね。
 それでもご覧の通り、上物の4寸玉をゲットしました👍。残った漁具は大変に危険なので、かぎ針を下にして砂丘に埋めておきました😃。
 おっとこれも珍しいな。分厚い杉の板に手書きされた女の子。けっこう大きくて、全長30㌢ぐらいあるよ。ロシア風であるような、30年近く前に大流行した、19世紀のアメリカ(アーリーアメリカンなどとも呼ばれる時代のアート)風でもあり。これはお持ち帰りします。
 たま~にあるんだ、こういう困った物件が。打ち上げられてから間がない為に、フジツボ達はまだ生きているんです。これほどまでにたくさんの個体が成長する長い期間、海の上をプカプカ旅して来たんだね。とはいえこの小さな球体の上でも、死に物狂いな生存競争があった事は見てとれますね。画面右上にアンバランスに成長している部分が勝者です。その真反対の面のフジツボ達はとっくに死に絶えていました。厳しいね~😣。カッパはんは勝った側のフジツボ達にチャンスを与えました。幸いにも引き潮の時間帯に入っています。思い切り遠く海に投げ込みました。一時間後の帰りには見当たりません。無事に海流に乗れたのかな?
 これは宗谷岬のおみやげ屋さんで購入しました。例によって昭和のおみやげ遺産の発掘です😃。40年近く前のカッパはんはこのキャラクターがお気に入りでした。北海道ツーリングのおみやげに、マグカップを買ったなあ。このキャラの名前は「おコン」。そうです、あいつと同じなんですよ😃。昨年初めて出会った時、無意識におコン!って呼んだのが始まりなんですよ。
 🦊ん?カッパはんなに?アタシの話ですか?いいから早く森に帰ってきてよ~っ!
 我が家の森のおコンは令和の生まれですからね、説明してもわからないだろうな~😆。
 それではこの辺で失礼します。ご訪問ありがとうございました🦊♨️🎄⛺🚙🦌🐄。