先日最北端の宗谷岬を越えてオホーツク沿岸に入ったカッパはんです。天候に恵まれたこともあるでしょうが、海の様相は日本海側とは違って見えます。常に白波をけたてて海岸に噛みつくようだった日本海。対してオホーツク海はゆったりと優しく砂浜に打ち寄せて来ます。決定的に違うのは、日本海沿岸を埋め尽くす漂着ゴミが少ない事ね。海岸に降り立つとホッとします。が、その代わりに面白そうな漂着物もありません😅。
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ここはそんなオホーツク沿岸沿いに伸びる「エサヌカ道路」です。いかにも北海道的な直線道路が、長短合わせた2部構成で旅人を楽しませてくれます。
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短い方は4㎞ちょっとね。それでも北海道らしいでしょ?長い方は8㎞ありますよ。晴れてれば路肩に停めた愛車と共に、記念撮影するツーリストを見かけます。左右の草原にはエゾシカがたくさんいました🦌。飛び出されたら大変です😅。カッパはんはちょっと緊張しました。
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カッパはんはオホーツク沿岸をてくてく歩きます。もうここに降り立った瞬間に獲物は無いな、ってわかりましたよ。それでも昨日は化石を数点ゲットしたからな、最初から諦めずに歩いてみよう。
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うむ~、これは「ミ・ハラショー(よろしくない)」ですね~😅。ロシアの船乗りが投げ捨てたのかな?ロシア語のラベルには、隕石の落下によって作られた4つの湖、そのすべてを見た者には健康と長寿がもたらされる、とかなんとか書いてありました。その奇跡の湖の水を使ったウオッカは度数なんと60%!そんなのカッパはんにはムリムリ!
この浜では名も知らぬ生物の生痕化石をひとつ拾っておしまいです😅。先へ進みましょう!
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少し先へ行くとベニヤ原生花園に到着です。遠目には一面の緑色だなぁ。花が競うように開花するには少し早かったみたいです。それでもちょっと歩いてみましょう。
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日本海側のサロベツ湿原にもたくさんあったコバイケイソウ。目の届く先まで花の穂が立ち並んでますよ。潮騒と野鳥の声だけの世界です。
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無秩序に咲き競う花のひとつひとつが、生存競争の勝者なんだね~。
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湿原のあちらこちらには三脚に大きなレンズのカメラを構えた人がいました。ひたすら息を殺すように一点を見つめてるね。横を通る時に何を狙ってるのか聞いてみたら「鳥だよ~☺️」だって。確かに絶え間なくそこかしこから鳴き声だけは聞こえてます。でも姿なんかカモメとカラスぐらいしか見えないよ。根気のいる趣味なんだろうね~😆。
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湿原の木道を歩き疲れてキャンピングカーに帰還です😩。お昼ごはんは道の駅さるふつで買い求めた「ホタテめし」。もうとにかく旨いっ!そして旨いっ!買っといて本当に良かった~😃。
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さあっ!到着ですよっ!ゴールデンカムイ(黄金の神)の待つ、「ウソタンナイ砂金採掘公園」にやって来ました。ここはウソタン川の流域で、自然のままの川にじゃぶじゃぶ入って昔ながらのやり方で採掘します。500円で1日やり放題。道具の貸し出しと、ベテラン先生の丁寧な指導が込みでこの値段!そして取れた砂金はすべて自分の物になります。今日はもう残り一時間しかありません。どうなるのかな?
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ベテラン指導員にレクチャーを受けるカッパはん。やることなすこと全部初めて。手つきもおぼつかないダメな生徒ですが、先生の諦めない指導がすぐに効果を現します。1回目のトライで砂金を一粒ゲット出来ました。←ほとんど先生の力ですけどね
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![てへぺろ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/019.png)
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2回目3回目とだんだんコツを掴むカッパはん。ケツが濡れてもお構い無しだよ!一時間の滞在で空振りは二回だけ。あとは必ず収穫がありました🎊。川底の土砂をカッチャと呼ばれる、先の尖った鍬のような道具ですくいます。それを揺り板にあけて、川の流れの中でひたすら不純物を除いていきます。純金は比重が大変重く、ゴマほどの粒でも簡単に流されたりはしません。手元の揺り板を流れの中で揺すると、重い砂金はどんどん土砂の一番底に沈みます。いらない砂利を無くした次は、単なる砂を流します。そして最後に重くて黒い砂鉄が残ったところからが砂金探しの佳境です。慎重に揺り板を傾けて水をゆっくりかけると、流れた砂鉄の下から砂金がキラリーン!もはやカッパはんは砂金探しにはまりそうです😅。
やり初めて一時間が経過したところで、先生が「もうおしまいの時間だよ~!採れたか~い?」って言いながらやって来ました。これだけで~す!って見せたら絶句してたよ↓。
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