カッパはんがサロベツ湿原に居続けするのも、はや5日目です。今日のお昼過ぎには重い腰を上げて、お次の目標である稚内に向かいます。その前にもう一度だけサロベツ海岸に降り立ちました。
 風と潮騒の音しか聞こえないよ。
 荒天に流された舟が打ち上げられてます。持ち主の元に帰ることもなく、この場で朽ち果てるのでしょうか?まさに「流れ舟はかえらず」ですな。
 海岸へのアプローチはいつもたくさん歩かされます。今回は崖下までてくてくと下りました。
 砂浜は全面プラスチックの漂着物で埋め尽くされてますよ。環境大臣さん、一度この浜にお立ち寄りになるべきです。コンビニ袋の有料化だの、プラスチックストローに悪役を押し付けるのはもうやめませんか?そんなの本当に意味無いってわかるから!
 今日の謎物体です。円盤型というかどら焼きと言うか?でもこれはボンベでしょう?。メーターやバルブも付属しています。危険な兵器(機雷とか不発弾ね)ではなさそうだけど、内圧がそのまま残ってそうな重さです。腐蝕もひどいのでそのまま残します。
 はい!ガラスの浮き玉ゲットだぜ!半分砂に埋まってたので、帰りの復路で見つけました。今日の収穫はこれだけ。気づくと海霧が発生しており、後ろを振り向くとさっきまでいた場所が見えません。行く手の視界も悪くなりそうだから、足元に注意してさっさと帰りましょう。
 サロベツから稚内に向かう途中でパーキングエリア「こうほねの家」へ立ち寄りました。海沿いの原野に遊歩道もあります。小さな湿地には黄色い花が点々と見えます。近寄りましょう。
 この場所の名前にもなっているコウホネが花を咲かせていました。
 この施設で見かけた熊への注意喚起の看板。この頃どうも必要以上に熊への恐怖を煽る看板が増えてるよね?かつて北海道の至るところにあふれていた「熊出没注意」のあの看板。あれが無くなった理由は、とにもかくにも人々への恐怖心を高め、観光客も来なくなるから。そんなお粗末な理由から全道で撤去されました。それを踏まえるとこの絵柄って、かつてのそれを上回ってるよ!
 これは昨日行った下沼駅の駅舎内で見かけた物です。もはや完全に昔の絵柄を上回る恐ろしさ😱。カッパはん的にはこれで一人でも熊の被害が減るならオッケーなんですけどね👍。
 稚内に到着しました。信号待ちで横を見るとエゾシカが普通に草を食べてるよ。この道路は交通量も多く、予測不能な動きをするエゾシカは危ないね。30分後にこの鹿は、全力ダッシュで建物の間を駆け回ってたよびっくり
 北海道土木遺産に指定されている、「北防波堤ドーム」です。
 ここは3~40年前までは、北海道を訪れるツーリングライダーの聖地でした。雨をしのげる屋根つきのここに、バイクとテントが連なっていたそうです。現在はそんなことは全面的に禁止だし、バイクを閉め出すバリケードもあります。当時免許年齢に達した「大人ライダー」が、いったいどれほどここを荒らしまくればこんな禁止措置が発動するのさ?カッパはんもいつかここでキャンプしたかったんだよ😭。
 まあ今の美しいここを見れば、措置は正解だったんだろうね。静かにたたずむこの建築物はこのままのコンディションであって欲しいな。ただこの丸い形状の防波堤って、いったいどれくらいの阻止力があるの?どなたかパソコンで津波のシミュレーションしてみないかな?
 ここは日本最北端の鉄道の末端部にあるモニュメントです。嫁さんがこれを見て「ここと鹿児島の指宿まで繋がってるのか~🤔」なんて言ってました。そうか、そう思うとちょっと凄い事なんだな。しかしどうしてカッパはんのブログには、鉄道ネタがちょいちょい出てくるのかな~?まさか隠れ鉄道ファン、略して「隠鉄」なんてジャンルは無いよね?
 それではこの辺で失礼します。ご訪問ありがとうございました🦌🎄⛺🚙🚋。