本州ライダーさん達の「プンプンタイトル詐欺じゃんっ!」って声が聞こえてきそうですが、はい、その通りですショボーン。今回もちっこいバイクです☺️。しかしこれがなかなか軽いフットワークでして。ここ何年もモヤモヤしながら素通りしてきた場所も、ちっこいバイクなら気軽にすいすい入れた訳で。

 

 
出ました!気軽なお出かけにはもってこいのイカす奴。カワサキの逸品KSR110です☺️。4速ミッションですがクラッチがありません。レバーもありませんので2輪車オートマ免許でも乗れますよ😃。このバイク、免許制度のグレーゾーンに堂々と位置しています。ボトムニュートラルの全段かき上げシフト。慣れないと発進時にニュートラルでスロットルをあけて、慌てて一速に入れてしまい、そのまま鬼ウィリーなんて事になるよ。かつて大泉洋さんが「カブの旅」でやっちゃったアレねニヤリ
 長い冬のせいで血中バイク濃度が危険値まで低下したカッパはん。医師の処方なんか無くても、バイクにまたがってしまえばこの笑顔☺️。未舗装道路もたくさん走るので、膝のプロテクターはマストアイテムなんですよ。
 
 
 いつものビューポイントで必ず写り込む石碑。今日こそは見に行きます😤。
 
 
 なるほど~、ここ東大沼で新たに田んぼを開拓した記念碑だったのね🤔。初めて向かい合って知ることが出来ました。
 
 
 いつ閉鎖されたのかもわからないライフル射撃場。鉄の門は錆びてガタガタ、中の施設は廃墟です。ライフルを所持出来るハンターが減少する一方の北海道。それを象徴する一つのメモリアルでしょう。
 
 城岱スカイラインはまだ走れないみたい。右側からは行けそうですが、このようなサインを無視して突入する真似はやめようね。
 
 
 寺ノ沢道路もガッチリと閉鎖です。ここはいつも閉まってるんだよな~😣。ちなみに撮影するために、わざわざバイクを帰る方向に反転するのは何故か?答えは腹ペコなヒグマに遭遇しても、すぐに逃げられるようにしておくため。エンジンも止めてませんよ。そしてここを読んで鼻で笑った人は、自分の生活圏に巨大で無慈悲な補食動物がいない事に感謝すべきだね。皆さんも立体機動装置のガスが切れ、馬だけでなんとか壁外調査から帰還した事の一度や二度はあると思います。春の北海道をバイクで走るってそんな感じなのかもね😱。
 
 少し大沼湖畔の道路を走ります。名もない小島がたくさんあります。生えているのはミズナラかな?うむー、近くまで行ってみたいぞ。カッパはんは近いうちに、カヌーか二馬力までのエンジン付きのゴムボートが欲しいんです。せっかく湖畔に暮らしてるんだからね。
 
 そんな湖畔には山側に入れるような小道がちょいちょいあります。せっかくだから行ってみると、
 クマザサに道が覆い尽くされてます。路面状況もわかりませぬ。単独でこの先へ突入するほど幼稚な人はいないでしょう。カッパはんの小4魂はむずむずしますが、わずかに残る大人心の判断でここは引き返しました。
 大沼湖畔がいかに湿っ地(しめっち)か良くわかりますね。湿地で水没した木が立ち枯れしてるだけなんですが、見る人によってはこれを「映える~✌️」とか「ジブリみた~い😍」って事にもなるんだよね🙄。
 上と全く同じ場所です。彼方の森からアカゲラが木をつつく音が聞こえるよ。電動ドライバーのクラッチ音みたいに速いピッチです。これは餌を探しているのでは無く、たぶんパートナーを呼ぶための「ドラミング」と呼ばれる行為でしょうね💕。
 残念ですがこんな自然が豊かな場所にさえも、不燃ゴミを投棄する人がいます。こんな事はエゾシカでもキタキツネでもなく人間だけの行為です。そんなゴミの中に不釣り合いな物体がありました。カッパはんの「何だろうアンテナ」が痛いくらい反応します。その正体は旧日本陸軍の装備品でした。これは「九二式飯盒」ですね👍。メーカーの刻印もあるよ。どれどれ「矢リギニ」ね。矢を握った絵柄のニギリ矢の製品だ。九八って刻印もあるから1938年の製造だ。これって性能的にも優れた二重構造なんだけど、内側の飯盒が無いね。あと内蓋も無いや。残念ながら完全品には程遠いけど貴重な物です。アラビアの格言に「もらったラクダの歯を調べるな」と言うのがあります。つまりはタダで手に入れた物のアラを探すな、ってこと。ありがたく持ち帰りましょう。ここに不法投棄されたゴミもちょっぴり減りました🎊。これって誰も損してないよね?
 
 ああ、いかにも北海道!な風景ですねー😃。
 これも北海道!
 こんな所もトコトコ走ったよ。やはりちっこいバイクならフットワークも軽い軽い!まだまだいろんな場所を探検しました。明日の後編に続くよ~✌️。と言うわけで今回はこの辺で失礼します。ご訪問ありがとうございました🏍️。