カッパはんの暮らす大沼湖畔の森には、当然ですがたくさんの木がすくすくと生えています🌲。しかしながら少なくない数のカラマツやミズナラが、倒木として地面に横たわっています。倒木の種類としては、この「横たわっている」状態が最も好ましいんです。でもね、倒木の中にはこちらをうんざりさせる物が実にたくさんあります。それは「他の木に寄りかかっている」倒木なのよね😩。今日はそんな厄介で大変に危険な寄りかかり倒木を、なんとかしてやろうと思います😤。
北国の森にも春は訪れました。青空に飛行機雲が鮮やかですな。陽光には温もりもたくさん感じました。晴れて無風な日がとにかくキンキンに寒い、そんな北海道の冬もこれで終わりにしてくれないかな~😉。
さーてさてさて。今日は数ある寄りかかり倒木の中でも最悪な所から取りかかります。これって二本のカラマツがクロスしているだけじゃないんですよ。右側の奥にも立ち枯れたカラマツがあり、そこにクロスした二本の重みがかかっています。つまり三つ巴の寄りかかり倒木か😩。もう見てるだけでうんざりします😭。それぞれが寄りかかった枝もすでに枯れており、一つでも折れれば力の均衡は崩れるでしょう。誰もいない時に都合の良い方向に勝手に倒れる。そんな事って本当に無いからね。災害って見計らったような最悪のタイミングで起きるものだ、そんな気持ちでいないとね。
チェーンソーで少しずつ切り落としました。1カットごとにまるでダルマ落としのように「ドスッ!バスンッ!」と音を立てて本体が地面に落ちます。怖や怖や😰。最後の落としでクロス部分がポッキリ折れた!ああ!惜しいなあっ!
もはや幹同士の引っ掛かりは表面のざらざらだけ?これって本当に危険です😢。でも放置はしたくないので次の作業ですな。
いつ何時でも崩れ落ちるかわかりません。カッパはんの立ち位置は唯一無二のわずかな安全地帯。それだって倒木の幹そのものが折れない、そんなあやふやな前提ですからね😅。撮影している嫁さんには「常に上を見ていて」、と頼んであります。
慎重に慎重に、おっかなびっくりでしたがなんとか無事に倒せたよ😃。最後のノコ挽きなんて、一回ごとに手を止めて耳をすませながらやりました。幹が1ミリ動くかどうか?クロス部分から擦れる音がしないか?身をかわす余地はあるか?自分なりのリスクコントロールだけはしないとダメ、絶対!
憎たらしいクロス部分はそのまま倒れました。やれやれです~😉
今回の倒木達はカッパはんがここを購入するはるか前、10年以上前にこの地を襲った台風の爪痕なんです。購入してからも現状に目をそむけていましたが、このまま放置では気分が落ち着きませんからね~☺️。でもまだまだあるんだよな~😓。やらないとね😅。
森の木々を透かして見上げれば、美しい青空です。飛行機雲も素敵だね。
今回カッパはんの相棒となったのはこれ。ゼノアのブロアとチェーンソー。ブロアは枯れ葉や落ちた枝を吹き飛ばし、安全な作業の足場作りに貢献したよ。チェーンソーはムトヒロのソーチェーンに換装しています。30㎝越えのカラマツを、まるで熱いナイフでバターを切るような感覚で作業出来ました。メーカーさんの純正品よりもお勧めですぞ。