海の向こうのアメリカでは、大統領選挙の第一ラウンドである候補者選挙が始まってるね。カッパはんの嫌いなトランプ氏が優勢らしい。うむー、嫌だな～。テレビ画面にはアメリカの50州が区切られた地図が表示されます。お馴染みの構図だね。カッパはんは大統領選挙のアメリカ地図を見ると、必ずよみがえる古い記憶があります。それは現職のカーター大統領と、共和党のレーガン候補が戦った時代の話です😁。カッパはんは友人のF津君と彼の自宅で飲んでました。テレビ画面には大統領選挙のアメリカ地図があります。共和党が勝った州が赤く塗り潰されます。民主党なら青ですね。まだ半数近くの州は決着がついてません。ここでＦ津君が口を開きます。「なあカッパはん、選挙はまだ続くよな？」そうだね、遅い州は明日以降になるよ。「じゃあこの地図で空白の部分はいつ投票するんだよ？」全部の州が同日投票ではないからね。明日には決まるよ。「違う違う！上とか下の方だよ。でっかい空白があるじゃんか」え？空白？上とかって？「とぼけんなよ！一回も画面に出ない部分だってあるじゃんか！そこの事を言ってるんだよっ！」Ｆ津君はかなり酩酊の様子。途方に暮れたカッパはんはとりあえず説明します。上の空白はカナダ、下の空白はメキシコ。アメリカじゃないんだよ。お前が言う一回も出ない地域は南アメリカだからね。「冗談じゃないよ！だったら南北戦争はどことどこでやったんだよ！真ん中の一番細い所から北と南に別れて戦争したんだぞっ。知らないのか？」この後のカッパはんの苦労をどうかお察しくださいませ😭。合衆国と南部諸国連合の戦争を１時間以上かけて説明しました。あとブラジルやアルゼンチンがどこにあるかもね。でもたぶん今でもわかってないだろうな。そんなあいつも今年で62。変わらない思考のまま今日も大統領選挙のニュースを見てるかな？
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