カッパはんの暮らす大沼湖畔の森は、昨日から異様な暖かさです~。最高気温は6度。ウソみたいな陽気だよ。今日も似たり寄ったりな感じだね~😅。積雪の物差しはこの2日で30㌢ラインを切りました。つまり2日で厚さ20㌢分の雪が消えた事になります。除雪した箇所は地面が丸見えだよ。このまま春になるのかね?昨日所用で出掛けた郵便局の職員さんに聞いても、「こんな冬は今までにない」ってさ。まあ確かに昨年の秋には暖冬の予報もあったからね。うむー、これでいいのか?北海道!
 そんな温暖なこの森にはヤツがいたんだったプンプン
どぅ~んっ!ここ何日か、しばらく見ないと思っていたエゾリスです。春めいた陽気に誘われたのか?無料食堂に居座り、ヒマワリの種をむさぼり食っておる。ふてぶてしいぞ、チミ!

頭を突っ込み種を取って、
バリバリ、モグモグ。
そしてなぜかボーッとする。
再び頭を突っ込み種を取って、
モグモグ、モグモグ。
そしてなぜかボーッ。この謎のパターンが妙におかしくて、今日はなんだか憎めませんよウインク
さんざん食べたらふいっと立ち去ります。が、ほんの数分だけ消えたかと思わせて、またすぐに戻って来ます。その僅かな隙にヤマガラやコガラたちは急いで食べてました。
さらにそこへ空気の全く読めないシメさんまでやって来ました。シメさんはとにかく餌場に居座ります。しかも顔がかなり強面ですガーン。小鳥たちは怯えて近寄れません。威嚇や意地悪は一切しないけど、エゾリスと同じように場所を独占しがちなんだよなあ😅。
お腹をすかせたコガラが来ました。来たら来たでシメさんは特に悪さはしません。でも顔がちょっと怖いですね。そのクチバシは太くて頑丈です。イメージとしては「でかくて柄の悪い文鳥」、かな?

シジュウカラが来ても何も仕掛けていきません。どうやらシメさんは小鳥から受け入れられたのかな?
なんだか平和な風景です😌💓。あとはこのリス公ですね↓。

ちょっと見にくいんですが、エゾリスの左足にクルミがあります。前回エゾリスと停戦したあかしとして、置いてみました。そんなカッパはんの気持ちを、見事に無視して、いや踏みにじりながらヒマワリの種だけに手を出します。恒久的な和平案をこいつは拒否するのか?差し出した手を払いのけるのか?エゾリスの土地を奪い、入植したのは人間だ!みたいな根本的な対立は避け得ないのか?そっちがその気ならこっちだって、、!まさに一触即発と思われたその時っ!

ええっ?ヤマガラさん、どうしたのよ?中に入っちゃったよ!
出口がわからないのか?頭の良いはずのヤマガラさん、らしからぬパニックぶりで大騒ぎです。端部のキャップをはずしてもなぜか出て来ません。カッパはんはやむを得ずハサミでボトルを全て切り離しました。出ていく時に一瞬カッパはんを静かに見つめたヤマガラさん、まさか?そういう事なんですか?カッパはんはそのあとすぐに無料食堂の形を変えました。もうあのボトルはありません。大きなトレイがあるだけです。大きな鳥はもちろん、エゾリスも簡単にお食事が出来ます。ヤマガラさん、わかったよ。森のみんなは仲間でした。それを身をもってカッパはんに教えようとしたんだね。 
 今回はなんだか仏教の寓話のような結末になりました(ちょっと無理やりかな?)。それではこの辺で失礼します。ご訪問ありがとうございました🐿️。