昨日からの続きです。廃棄道路の踏査を終えてほどよく体が温まったカッパはん。このままの勢いで、お隣の森にある放棄分譲地を探索しますよ😁。前回は産まれたてのヒグマの💩を発見し、すぐさま引き返しました。さてさて、今日はどうなりますかな。

 

お隣の森に一歩踏み入れるやいなや、木の幹に物騒なマーキングがっびっくり。南無三(古いって)、ヒグマか?いえいえ、これはエゾシカさんが木の皮を食べた跡ですね😁。我が家も果樹を何本かかじられました。そしてアーモンドの苗木が天に召されていったよえーん
先へ進むとあるある。樹皮をかじり取られた若木の姿。哀れこのまま枯れてしまうのかな?
もう2回目だからね、ここまではすたすた(そんな簡単じゃないけど)来れました。この先にあるのが放棄されて数十年、静かに眠る分譲地の残骸です。
晴れてて良かった。念のためGPS情報をチラ見しながら進みますが、本当に最悪の時には自分の足跡だけが帰路の道しるべになるかもしれませぬ。
 
これ、ほんの10日前に訪れた時の画像だよ。あっという間に別世界みたいに変化しちゃった。この時はもうちょい先にヒグマの💩があったのよ。
今回は雪面にエゾシカ、エゾリス、キタキツネ、野ネズミ等の足跡がたくさんあります。ヒグマの痕跡は絶対に見逃しません!あとは聴覚をコウモリ並みに引き上げて周囲を探ります(そんなん出来るか~いっ)。
もう何百メートル歩いたかな?やっと前方にメインの主幹道路が見えてきたよ。
ここで初めて見たインフラ設備の電信柱。ボロボロにひび割れてますね。あとキツツキによる穴がたくさんあります。もう長くはもたないな。これ以降見かけた電信柱は似たり寄ったりの状態でした。こんな森の中で木製の電信柱を採用するって、担当した事業者には想像力が欠如してたのかな?
麓側を眺めます。この先に行けば大沼湖畔の周遊道路に行き当たりますね。動物の足跡がたくさんあります。おコンのも混じってたりするのかな?カッパはんは登りの方へ足を向けます。しばらく行けば大きなロータリーがあるはずです。
ロータリーに到着しました。カッパはんの暮らす森にあるのと比べると、ずいぶん立派な作りだぞ。でも周囲はクマザサと雑木林に覆われた箇所もあり、徒歩ではぐるっと一周回れません。もったいないね。ここで折り返して山を下ります。
二つ目のインフラ設備、水道がありました。真横には開けっ放しのマスも見えます。ここは水源の確保に失敗した、と聞いてましたがね。とりあえず形から作ったのかな?開発の出資者や購入希望者へのパフォーマンス、とかね。
こんな看板も一つだけあったよ。本気で販売したかったのかな。
主幹道路をかなり下りました。これは東への枝道の一つです。この一番奥になぜか一軒の家があるはず。電信柱と電線もこの枝道には整備されてます。そこまで行ったところで道は途切れます。さらにそのままの方向へ道なき森を数百メートル行けば、カッパはんの暮らす森に到着するはず。決まりました。ここを突破します!
クマザサと倒木に阻まれながらも約五百メートル。行き止まりに到着しました。グーグルの画像にはポツンと一軒家があるはずなんですが、、。理由はわかりませんが跡形もなく解体・撤去されていました。残るのはおそらく門構えであろう丸太が2本だけ。シラカバとカラマツの若木が異様な密度で生い茂ってました。まあ家があったとて、なんですがね。廃屋だろうが勝手に立ち入りは出来ません。こういう場所を散策するときの絶対的なルールですから。触らず、立ち入らず、持ち出さず、持ち帰るのは写真だけですよ~👍。さてさて、今日の一番大変な行程が待ってますぞ😵。
枝道はここでおしまいです。この延長線に向かうのさ。道は無いよ😅。しかも画面の上よりもっと上まで登り斜面だ😭。何十年もいっさい手付かずの道なき斜面を嫁さんと登り切り、雪に覆われた倒木だらけの森を抜けて、なんとか無事に帰宅しました。面白かった~っ!寒かった~っ!腹へった~っ!といったところで今回は失礼いたします。ご訪問ありがとうございました🌳。