もうかれこれ40年前の事になりますけど、カッパはんは初めての北海道をバイクでツーリングしました。夜は一人ぼっちでのテント泊が基本です。そんなある寒い夜の出来事がいまだに忘れられません。時期は6月末頃です。場所は支笏湖のほとりにあるポロピナイキャンプ場。テントの薄い布越しにカサカサと歩き回る足音が聞こえたんです。利用者はカッパはん一人だけ。外は真っ暗です。小さな動物であることは容易にわかりましたので、そのまま眠りに落ちました。翌朝テントから出ようとしたら、無い、無いよ!愛用の靴が、足にピッタリ馴染んでた相棒のコンバースのバスケットシューズが無い~😭。管理人さんに話したら「そりゃキツネだべさ」だって。靴なんか絶対に外に出したらダメだよ~。支笏湖の周辺で靴が買えるのは、苫小牧市内まで行かないとないよ。そう言われたカッパはんは裸足のまんま400ccの愛車ホンダのCX400カスタム(←これがすぐにわかる人は凄いよ)を運転します。前輪の跳ねる小石や砂が足に当たると泣きたいくらい痛かった。シフトチェンジなんか数回しただけで足の甲がヒリヒリするよ。市内の信号待ちでびちゃびちゃに濡れた路面に足を付く不快感、路面の冷たさ。市内のイトーヨーカ堂へ到着しました。キンキンに冷えきった裸足のまんま、ペタペタと店内を歩き回る恥ずかしさ。今日の夕方に見つけたおコンからの贈り物を見て、懐かしい思い出が甦りました。
今日もいつものようにヤマガラが挨拶にすっ飛んで来ます。
左上に小さく写っているのが、翼をたたんだまま一直線に突っ込んでくるヤマガラさんです。
はいはい、おはよう。
思わぬ贈り物をもらったせいで、過去の痛くて恥ずかしかった思い出が甦りました。おコン、次は木の実やキノコを玄関先に頼むぜ。そんな訳で今回はこの辺で失礼いたします。ご訪問ありがとうございました✨。