日高の山々を遠く望み、毎日毎日訓練を積み重ねるお馬さんたち。カッパはんは東京K馬場で彼らが安全に戦える為に、戦場となる芝馬場の管理に携わりました。それでも、ね、土曜日、第4回東京の初日の新馬デビュー戦で、命を落とした競走馬がいます😭。北海道のこんな広大な牧場で頑張ってきたのにね。カッパはんはレースで足を痛めたり、何らかの理由で競争除外になった馬を、K馬場に併設する診療所や厩舎に運ぶ馬運車のドライバーもやりました。ちょっとした足運びの違和感だけの理由で、五体ピンピンでも除外になった馬を厩舎に運ぶ事もままあります。到着すると、馬房の横で待ち構えていた厩務員さんや関係者が「お前なあ、お前なあ、本当にお前なあ・・」、涙声でそれでも明るく笑みも混じりながら嬉しそうに手綱を引いて行きました。首の横ををペチペチ叩いたりしながらね。まだまだ開催は続きます。東京のみんな頑張ってねー✨。

ここは天馬街道です。カッパはんは襟裳岬にはあまり用はありません。北海道の距離感を見誤って気安く先へ進んでしまうと、ただただ海沿いを時間潰しのドライブになります。襟裳岬を大幅にショートカットさせてもらえるこの天馬街道、本当に良く作ってくれました。この道路の序盤にも馬の牧場がたくさんたくさんあります。道路のすぐそばまで柵があり、放牧された馬たちが間近に見られます。思わず下車して柵まで行きたいでしょうけど、舗装道路のすぐ外側は牧場の私有地だと思いましょう。牧場のオーナーさんや経営者さん、従業員さんも一般人の軽率な行動には大変にナーバスですので、停車、下車、近寄り、声かけ、騒ぐ、はしゃぐ、ましてや餌やりなんかダメ!絶対。

天馬街道の途中には数ヶ所の休憩ポイントがあります。日高側から2番目のここがかなり良い感じですよ。

天然の湧水があります。

これはアキグミ。食用です。甘くて人気らしいけど、完熟のタイミングを間違えたら食えたもんじゃないよ。カッパはんは一粒食べてすぐさま光の速さで吐き出しました😵。

山越えの街道も終わり、カッパはんは広尾の海を訪れました。そこには旧日本軍の監視用のトーチカが幾つもあります。

戦争の是非を語る前にこのコンクリートの低品位っぷりにトホホです。

土台部分や海側の削れ落ちた断面を見ると砂利だらけ。米軍の艦砲の至近弾でも崩れそう。今もフランスの海岸に残るドイツ軍のトーチカとはレベルが違うよ。

あくまでもカッパはんのイメージですが、スペインやポルトガルの山岳地帯にある、人を寄せ付けない修道院みたい。

先へ進んでここは歴舟川です。この河原にはへんてこな石があるので、ちょっと歩いて探します。

これこれ、ちょっと不気味な石があるのでここははずせないのよ。


そして「道の駅忠類」にておいしいご飯です。カッパはんは「かみこみ豚のカツカレー」、嫁さんは「ユリ根のかき揚げ定食」。どちらもなまら旨しっ!

「道の駅おとふけ」に到着!ここは朝ドラの「なつぞら」にちなんだ場所づくりが大変に功を奏しており、他の道の駅とは別格ですね。閉館が迫っており、あまり散策出来ません。明日以降明るいうちに見物しましょう。

こんなカットが「映え」とも思えませんが、この位置は人気らしいですね。
 明日はこの隣にある人気の菓子メーカー「柳月」さんに行きます。朝が早いのでぼちぼち寝ましょう。それでは今回はこの辺で失礼いたします。