自殺した親友 | 抱え込んでしまった心の病について

抱え込んでしまった心の病について

私が抱え込んでしまった心の病についてなるべく赤裸々に書きます(再改題)

私の親友は11年前に自殺している。
理由も事情も分かってはいるけれど、死を選択した勇気と言うか、切迫感のようなものが私には分からなかった。けれど、最近になって、その切迫感のようなものだけは理解できるようになった。自分がようやくその立場になって理解できるなんて遅すぎる皮肉だ。
でも私には同じような状況に追い込まれてもなお、自殺する勇気だけは理解できないでいる。彼が死んだ状況に今の私は酷似しているのに怖くて死ねない。写真に向かって聞いてみるけど、写真の中で笑うだけで何も答えてくれない。
死ぬのは怖いよね。怖さを乗り越えられない程切迫感がないのかもしれないけど、死にたいと云う気持ちはある。でも、恐怖感を乗り越える事がどうしてもできない。ただ、ふとしたはずみで一線をのりこえてしまうかもしれないなぁ。