浪江の神旗争奪戦が終わり、これにて2018年の相馬野馬追は終わりました
各々馬運車で帰ったり、厩舎まで騎乗したまま帰ったり
私たちの馬は1頭だけその日のうちの連れ帰るということで馬運車へ
残り3頭は厩舎のある高瀬の家まで馬丁さんが乗って帰ることに
中央公園内も気づけば私たちのみ
お巡りさんたちがぞろぞろと公園の中へ
数人いる内のお一人が、『いいなぁ~、乗ってみたいなぁ~』
当主がのればいいのにと言うも、みんながいる前で警官が乗るわけにはいかないから来年定年退職だから来年乗る!と
この8年、いっぱい苦労されたのでしょうね
白髪交じりのお巡りさんは素敵な笑顔で、『車はあんまり来ないけど、気を付けて帰ってね』と
是非来年、馬に跨ってもらいたいものです
18時頃に公園を出発
朝から頑張っている馬たちもさすがにバテますよね
でも葦毛ちゃんは軽やかに歩きます
そういえば、雲雀ヶ原では草食べてばっかりだったな・・・
交差点で警備中のお巡りさんや、帰る途中の武者の方にも気を付けて帰ってねーと声をかけていただきました
こういうの、都会では味わえないですね、ほんと
心がホクホクします
厩舎へ向かう道は田んぼ道
正確に言うと、元田んぼですかね
手入れをされていない田んぼは草が多い茂っています
馬に乗って歩くことで、景色をじっくり見ることができます
震災前が分からないので比較が出来ませんが、自然豊かなところですね
ひぐらしが鳴くなか、蹄の音が響きます
途中、浪江高校の前を通りがかります
動画を撮ってみたものの、撮られたくないのか画面が横向きに
写真を撮り損ねましたが、オリーブの試験栽培をやっているようで、色んな種類のオリーブの若木がいっぱい並んでました
途中、町長選に立候補されている方のお家を通りがかると、気づいた人たちがゾロゾロと外へ出てきてくれました
私たちはそのまま歩き続け、あとから車で追いかけてきてくれていた当主がご挨拶していました
約一時間の外乗
車のライトで照らしながら馬装解除

