電氣ブラン

電氣ブラン
原産/日本(東京)
度数/40度
評価/★★★

【うんちく】
非常にクラシックなラベルとネーミング。
それもそのはず、この酒、
明治15年に発売されたものなんです。
今も浅草で営業中の「神谷バー」創業者が作ったもので
当時、大人気を博したお酒だったとか。
ブランデー・ジン・ワイン・キュラソー・薬草などをブレンドした
まさにカクテル的お酒で多くの文人たちにも愛されてきたそうです。
ネーミングの由来は、
飲むと舌が痺れるような感覚がしたことと、
当時はモダンだった「電氣」を採用したとのこと。
確かにストレートで飲むと、一瞬舌が痺れるような感覚がします。
40度もあるのでストレートじゃなしに
お水をチェイサーにするのがイイですが、
電氣ブランを口に含んだ状態で、さらに水を口に入れると
なんとも言えず不思議と甘みが広がります。
720mlボトルで1000円ちょっとと、意外とお手ごろ価格。
ノスタルジックな雰囲気を味わえますよ~。