肉眼で見られる宇宙ステーション

そもそも、宇宙ステーションの存在ってみなさんご存知でしょうかね?
「そんなんSFとか映画とかの話ちゃうのん?」
って思われる方も多いかもしれませんが、
実は現在、地球を回る衛星軌道上に
本物の宇宙ステーションがあるんです!
名称は、まんまですが、「国際宇宙ステーション」
略称「ISS」。
1999年から建造が開始され(もちろん宇宙空間で)、
現在も建造中。
来年2010年に完成する予定です。
日本もこのプロジェクトに参加しており
昨年日本が作った実験棟「きぼう」が、このISSにドッキングしました。
パーツごとに宇宙に打ち上げて徐々に組み立てているのですが
その打ち上げのほとんどにアメリカのスペースシャトルが使われています。
完成した暁の大きさは74m×108m。
(↓完成予想図)

これだけ大きなものなので、地上からでもその存在を確認することができます。
といってもこの画像みたいには見えませんけどね。。。
ISSは静止しているのではなく、地球を回る軌道上にいるので
時々日本の上空を通過しています。
その通過する様子が「光点」として確認できるんです。
「そんなん、いつ飛んでくるかわからんやん!」
いえ、わかるんです!
その名も「国際宇宙ステーションを見よう」 というサイトで、
このサイトでは宇宙ステーションが飛行してくる時間と方向などが
逐一確認できるんです。
たとえば、1月8日(木)午前5時半ごろには
広島から仙台あたりにかけて広範囲でISSが目視できます。
かなり明るい光点で、結構速いスピードで移動しているので
スグに見つけられると思います。
もちろん天気がよければですが…。
上空400kmの宇宙空間で、今も宇宙飛行士たちが
実験や建造に従事しています。
日本人宇宙飛行士の古川聡さんが、
2011年から6ヶ月間長期滞在することも昨年末に決まりました。
そんなことを思い浮かべながら星空を眺めると、
なんとな~く感慨深いものがありますよ。。。