鳴門金時VS種子島蜜芋(安納芋)

美味しいサツマイモとして有名な徳島県の鳴門金時(上)。
そして去年あたりから知名度がぐんと上がって話題になっている
鹿児島県種子島特産の種子島蜜芋(下)。
東西サツマイモ食べ比べ対決しました…。
表面の色は鳴門金時が、いかにもサツマイモっぽくて美味しそう。
対する種子島蜜芋はワシと似たような色でイマイチ…。
公正を期するために230度のオーブンで
どちらも45分ずつ焼いた…

で、焼いた物を二つに割ったのがコレ…
左が鳴門金時で右が種子島蜜芋…
明らかに種子島蜜芋の方が濃い黄色…
むしろオレンジ色に近い…
で、軍配は…

徳島の人には悪いけど、やっぱり種子島蜜芋…
評価のポイントは、まず甘さの違い…
聞いたところによると、糖度は普通のサツマイモの2倍ほどあるとのこと…
もうひとつはしっとり感…
鳴門金時に比べて実の柔らかさが違う…
すぐにパサパサしてしまう鳴門金時に比べて、
こちらは長くそのしっとり感をキープしている…
それと、皮のうまさ…
香ばしさがほかの芋とはだいぶ違う…
種子島蜜芋はたとえて言うなら
スイーツそのもの…
そのまま何の加工も味付けもしないで
上質なスイーツとして味わえます…
まさにサツマイモの概念が変わります…
鳴門金時の名誉のために言っておきますが、
鳴門金時は決してまずいお芋じゃないです…
ふつうに美味しいサツマイモとして評価出来ます…
ある意味種子島蜜芋はサツマイモとしての枠を超越した
別物と言った感じ…
人気が出るのがよ~く分かります…
少々値が張りますが、いっぺん試してみて…