有名な春の大三角というのは、

うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラ
という3つの星で構成されたほぼ正三角形の星の並びです。

ところが現在、それとは別に大きな2等辺三角形が夜空で輝いています。

下の写真は午後8時ごろの東南の空。

二等辺三角形の頂点にあるのがアークトゥルス、
底辺の右がスピカで、左が土星です。
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ちょうどこんな感じに寝そべった三角形になって見えています。

午後10時ごろになると、日周運動により三角形が縦になります。
星の並びは同じです。
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この土星に望遠鏡を向けると、
およそ30倍程度でわっかが分かります。
100倍以上が見やすい大きさです。

小望遠鏡でも見る事ができますので
お持ちの方はぜひ上の方法で土星を見つけて観望して下さいね。

望遠鏡を使わなくても二等辺三角形は見えますので
無い方もぜひ夜空を見上げて探して下さいませ!