一昨日アップした西はりま天文台リポートの続きです。

西はりま天文台には2つの大型望遠鏡があります。
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右側の茶色い建物内にはこの60cm望遠鏡。
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こちらは主に昼間の星の観望に使われているので
夜間使われる事はほぼありません。

夜間に使われる望遠鏡はこの中にあります。
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ちなみに、手前に小さいドームがいつくありますが
これは一般向けに貸し出し可能な望遠鏡が収められています。

そしてこれが主鏡、口径200cmのなゆた望遠鏡です。
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この大きさは、日本最大

しかも、目で見てのぞける望遠鏡としては世界最大

世界的にはこれ以外にも大きな望遠鏡はいくつもあるのですが、
それらは全て撮影専用となっていて、目で見てのぞける物ではないそうです。

これまで2度、この望遠鏡を見に来ました。

しかし一度目は大雨でドームを開く事すら出来ず、
二度目はドームは開いた物の、一面の曇り空で
ぼんやりとしか見る事が出来ませんでした。。。

今回が三度目のチャレンジ。
二度ある事は三度か?三度目の正直か?

結果は三度目の正直でした!

今回見せて頂いたのは、
土星、二重星アルビレオ、球状星団M13、ダブルダブルスター、惑星状星雲M57。

200cm望遠鏡で見る土星は、恐ろしくクリアでくっきりしていて
手に取るような迫力でした。
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(写真は以前我が家の望遠鏡で撮ったもの)

観望期を過ぎてなお、この見応えですから接近時には更にすごいんでしょうね。

圧巻は惑星状星雲M57

その形状からリング状星雲とも呼ばれています。
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(写真は以前我が家の望遠鏡で撮ったもの)

今回見た物は、このリングが視野一杯にドカン!と広がっていました。
写真のようなカラーではなくモノクロにしか見えないのですが
それでも、はじめて望遠鏡で見たこのリング状星雲に感動しました!

この望遠鏡、宿泊者に対しては毎日観望会を開いていますが
宿泊でない場合は土日のみの公開となります。

望遠鏡での観望会は1時間ほどで終わってしまいますが、
なんといっても楽しみなのはこの天文台で見る
迫力満点満天の星空

今回は見れたのかどうか?

そのあたりも次回まで引っ張りますw