昨日は部分月食でしたが、阪神地方は見事な曇りで撃沈しました・・・


さて明日は部分日食とは比べ物にならないくらい非常に珍しい天文現象、
金星の太陽面通過が起こります。

太陽の見かけの表面積はごくごく小さいものですが
その前を金星が通り過ぎるというものです。

前回は2004年。
前々回は122年さかのぼった1882年のことです。

その前々回の翌年1883年、こんな曲が作られました。

「Transit of Venus March」

邦題は「金星の太陽面通過マーチ」といいます。

作曲者はジョン・フィリップ・スーザです。



太陽黒点の温度を測定したアメリカの物理学者ジョゼフ・ヘンリーの
銅像除幕式に使われた曲で
そのごしばらく楽譜が行方不明だったのですが、
2004年の金星太陽面通過を前にして楽譜が発見されたんだそうです。

ジョン・フィリップ・スーザと聞いてピンとくる人はまぁ少ないでしょう。
実はこの方、アメリカ人なんですが
我々日本人でもみーんな知ってるほどの有名なマーチを作曲してる方で
マーチ王と呼ばれてるそうです。

なかでも有名な曲といえば
星条旗よ永遠なれ(1896年)
ワシントンポスト(1889年)
なんてのがあります。

あすはそんな金星の太陽面通過。
晴れればよいのですが・・・ちょっと厳しそうですね。。。