昨日のテレビ番組「ブットバース」ご覧になりましたか?
天文学者が選ぶ星のきれいな場所、

第3位は長野県・野辺山
第2位は岡山県・美星町
第1位は沖縄県・石垣島

でしたね。
すべて天文台がらみってところが「天文学者」ならではでしょうか。

ちなみに石垣島天文台は行ったことあります。
へなちょこ星空案内人の星空ブログ
まだ開設間もない頃で、非常にキレイでした。
もちろん星空も最高でした!

こちらは口径105cmのむりかぶし望遠鏡。
へなちょこ星空案内人の星空ブログ
むりかぶしとは「すばる」のことです。

見せて頂いたのははくちょう座のアルビレオ。

・・・だけでした(>_<)
夏休みということもあって、ひじょ~~~に多くのお客さんがおり
流れ作業で1天体しか見せて頂けませんでした・・・。

当時、ちょうど冥王星が惑星から外されたという話題があった頃で
冥王星も見やすい時期であったので見せてもらえるかなー
と思ったのですが、残念でした。。。

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本題はここから!

来年5月21日に起こる金環食。
これは部分日食の一種です。

日食とは太陽の前を月が通過する現象です。

2009年の皆既日食ブームの時は、
「皆既(月が太陽すべてを覆い隠す)」状態になったのは鹿児島沖のごく一部だけで
全国的には「部分」日食でした。

来年の金環食は前回よりも月が小さく見えるために
「皆既」状態になる地域はありません。

ただし太陽の真正面を月が通るので
はみ出した太陽のふちが「金の環(わ)」のように見えます。

なので金環食と呼ばれています。

・・・・・などと文字面で説明しても何のことかわかりませんよね。(;^_^A

と思っていたら、はりま宇宙講座出身の星空案内人・ブランドさんが
ひじょーーーにわかりやすい動画を作っていました。
ご本人の許可を得たので掲載したいと思います。


(アストロアーツ・ステラナビゲータで作成)

月が太陽の前を横切ってゆく様子がよくわかると思います。

なお、画像は兵庫県西宮市でのシミュレーションです。
ほかの地域では金環食にならないところもあります。

掲載もとのブランドさんのブログはこちら
アルビレオ(天の川流速観測所)

太陽や日食の観測には専用のグラスが必要です。
肉眼やサングラスなどでは絶対に見ないようにしてくださいね!