日没の後の西の上空で、しし座のレグルスと火星が接近中です。
肉眼で見ても両者がかなり近くにいるのが分かります。
こないだの日曜日にその接近の様子を撮ってみました。
このときは300mmの望遠レンズでほぼ両者が収まるくらいの接近です。
今日現在はもう少し近づいています。

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左の青白い星がレグルス、右の赤い星が火星です。
肉眼でもその色の違いははっきり分かると思います。

レグルスは、しし座の心臓付近に当たる星でラテン語で「小さき王」という意味です。
その名の通り、1等星の中では最も暗い星です。
現在は火星の方がまだ若干明るいかと思います。

最接近は来週月曜日ということで、その距離はお月さんの2個弱分くらいと、かなり近いです。
双眼鏡があれば、より色の違いが分かると思いますよ。
しばらくはこの接近が見られますので、よかったら探してみて下さいね(^-^)/