季節はまだ冬真っ盛りですが、夜半には春の星座たちがあらわれてきてます。

北斗七星も見やすくなってきました。
北斗七星はいわゆる「星座」とは違います。
おおぐま座の一部分です。

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北斗七星の柄=「持つトコ」にある星、ミザールが有名です。
ミザールは、よ~くみると2つの星に分かれているのが肉眼でも見えます。
カピは目が悪いので見えませんが・・・(x_x;)

双眼鏡や望遠鏡を使うと分かれているのがよくわかります。
双眼鏡観望にもおすすめ天体ですね(o^-')b

アップにするとこんな感じ。

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暗めの星はアルコルと呼ばれています。
近いようですが両者は3光年ほど離れています。

漫画「北斗の拳」が好きなら知ってるでしょう、あの死兆星とはこのアルコルのことを指しています。
この星が見えると死期が近いというのが北斗の拳の中での設定です。
(↑このあたりの話を前回の星空案内人講座でネタにしました・・・)

古代アラビアではこの星が見えるかどうか視力検査に使われていたそうで
見えると兵士にとられたそうです。
そういう意味では死期が近づくというのはある意味当たりかも。

いろいろ調べていると、
「この星は死を司る星で見えなくなると死期が近い」という説もあるようです。
北斗の拳とは真逆ですね

いずれにしても現代では見えようが見えまいが、死には全く関係ないと思いますが。。。

ちなみに、北斗の拳に出てくる「南斗六聖拳」というのも射手座・南斗六星として実在していますよ。