ご覧いただきありがとうございます。

 

保育や子どもとの関わりに悩む先生が

『心にゆとり』と『保育にゆとり』を持って

自分らしい保育ができるようにサポート

 

こんにちは♪

 

現役保育士(22年)

保育アドバイザー ユルリ です♪

 

 

毎日の保育や子育てお疲れ様です。

 

 

保育中に

よく見かける光景. . .

 

『おもちゃの取り合い』

 

 このような時

 

 きっと

 先生方は子どもの

 様子を見守りながら

 

必要に応じて

 お互いの気持ちを

 共感したり

 代弁したり

 また、提案してみたりと

 

仲介に入ったり

していると思います^^

 

 

そのような中、

 

仲介に入っても

 

いつも

 

なぜか

 

かたくなに拒み...アセアセ

 

・いつもおもちゃを独り占めしたがる子

・いつもなかなか譲れないでいる子

 

を見かけたことはありませんか?

 

私はよくありました^^

 

ちょうど昨日も

 

「イヤイヤ」とおもちゃを握りしめる

 

子どもの姿を見かけました。

 

 

 

そのような子どもの様子を見ると

 

「どうしてかたくなに嫌がるのかな?」

「いつになったらお友達とおもちゃを

一緒に使えるのかな?」

「これはわがままなのかな?」など

 

ついつい同年齢の子どもと

比べてしまったり^^;

 

どうしたらいいのだろう...

 

と対応に悩んだことありませんか?

 

私もこれを知るまでは

「何故?そこまで頑なに?」

と思っていました。

 

今日は

私が知って良かった

 

『おもちゃの取り合いで大切にしたい事』

 

を書いてみますね。

 

それは

 

「秩序の敏感期かも?」

 

 

という視点を持って

その子どもを観察し

関わることなんですね。

 

モンッテソーリ教育で

いわれている

秩序の敏感期を簡単に

お伝えしますと

 

 

「いつもと同じがいい」などの

 

・順番 

「いつもと違う道順でないと嫌がる」

 

・場所 

「おもちゃはいつも同じ場所に

片づないと気がすまない」

 

・所有 

「いつもママが座っている席に

お客さんが座ると嫌がる」

 

・習慣 

「手洗いソープのボトルを今日は先生が

プッシュしてしまい自分でしたかったと泣く」

 

のような

こだわりを持つ時期のことです。

 

ですので

・おもちゃを独り占めにする

・なかなかおもちゃを譲れない

 

 

という場合は...

 

もしかすると

 

その子は

秩序の敏感期の中の

「所有」

こだわっている時期なのかも

しれないですね。


子どもによっても

こだわる所は様々です。

 

このような姿は

特に2歳前後によく

見かけることが多いですが

 

秩序の敏感期は

生後6か月~4歳頃に

見られるといわれており

時期も個々によって

様々です。

 

「秩序の敏感期」を

知っているだけで

 

◆〇〇ちゃんはこの時期なんだね

 

◆所有の概念が育っている証拠なんだな

 

◆じっくり遊べて満たすことを

まずは優先しよう

 

◆子どもの人数とおもちゃの数の

バランスを見直してみよう

 

と子どもの見方や

関わり方

環境構成も

変わってくるかも...

 

 

秩序の敏感期は

 子どもの発達段階の

 一つであり

 

こだわりを通して

 これからの成長につながる

 大切な力を養っているんですね。

 

 

「所有」のこだわりを経て

 少しづつ経験を重ねながら

 

「共有」する力が

 身についていきます。

 

 

またこの時期を

知ることで

 

「なぜ?」の疑問や

モヤモヤが晴れて

 

「心や保育のゆとり」

 

にも繋がれば嬉しいです^^

 

 

現場で同じような姿が見られたときは

 

もしかして

 

秩序の敏感期 真っ只中の子どもかも?」

と思って視点を変えてみると

新たな気付きや

その子どもに合った関わり、

環境設定が

見えてくるかもしれないですね♪

 

 

▽Instagramはこちらをタップ

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。