時系列に沿って、今季のプロ野球の現地観戦記を書き始めたところに番外編。

その3までしか行っていないけれど、いきなり10月までひとっとび。



そんなわけで、22日に開幕した都市対抗野球大会を、京セラドーム大阪まで見に行ってきました。



今回の都市対抗は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、日程が夏から秋に、会場が東京から大阪へと変更されています。

大阪での開催は初めてとのことです。



震災によって、被災地の企業・チームは大きな被害を受けたとのことです。

そうした中で本戦出場の切符を手にしたチームもあります。

背負っているものは大きいでしょう。

そうした特別な「思い」のこもった野球をたくさん見られるのが、今回の都市対抗ではないでしょうか。




今日は、第3試合の日本生命(大阪市)-七十七銀行(仙台市)の試合を見に行きました。


過去と現在と未来と野球と


過去と現在と未来と野球と


七十七銀行は仙台市の代表。

海沿いの支店が他の支店の中に移転したり、行員の方が亡くなられたり、行方不明になられたりしているそうです。

詳しくは、毎日新聞社発行の公式ガイドブックの中に書かれています。



…ここまで書きつつ、私は日本生命を贔屓にしているんですけどね。

ここからは日本生命視点になるのでご注意を。




試合の方は、日本生命7-3七十七銀行という結果となりました。



日本生命の先発は、プロも注目している海田投手。

5回まで被安打1、与四球2、3回から5回まで3イニング連続で三者凡退に抑える好投を見せます。

打線は、外野の頭を越える長打を連発し、5回まで4-0とリードを取ります。



6回、海田投手が捕まります。

それまで1安打に抑えていましたが、1死を取った後4連打を浴び、ここで降板します。

その後は小刻みな継投をしますが、タイムリーエラーや犠牲フライなどもあり、この回終了時点で4-3と1点差まで縮められました。


ですが、その後は7回と9回に追加点を加え、最終的には7-3で日本生命が4年ぶりの2回戦進出を決めました。

(決して、ここから詳細を書くのが面倒になったわけでは…)



過去と現在と未来と野球と


試合終了後のスコアボード。

日本生命には、仙台市の七十七銀行の分も、この特別な大会を頑張ってほしいと思います。




毎日新聞社の試合詳細

http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/amateur/11kurojishi/graph/1022-3/