また芸能人の方の訃報。

まだ30歳、
たしかに早すぎる死。

でも本人からしたら
もう30歳だったかもしれない
やっと30歳だったかもしれない
そもそも年齢なんて関係ないかもしれない。

死にたい訳じゃないけど
生きることが限界だったのかもしれない
生きたかったけど
居場所がないと思えたのかもしれない。

本当の辛さは
本当のことは
本人にしかわからない。

最近本当に自ら命を絶たれる方が
多い気がします。
これまで私の周りにも同級生や知り合いに
自ら命を絶った人が何人かいます。

私自身何度も死にたいと
思ったことがありますが、
きっと程度はどうであれ
死にたいと思ったことがある人って
かなり多いんじゃないかと思います。

みんなそれぞれ違う人間で
違う人生を生きているからこそ
みんな違う悩みを抱えている。
生きることに対して
それぞれが難しさを感じる場面だってある。

今日は
私が心身共に疲れ切った時
死にたいと思った時に
きいている曲を2曲紹介したいと思います。

2曲とも韓国語の歌なのですが
メロディーはもちろん
歌詞もとても素敵で
韓国語が出来ない私でも
聴くと自然と涙が出ます。

日本語訳付きの動画をアップしますので
KPOPに興味がない方も
是非一度きいてみて下さい。

一曲目うさぎクッキー
LEE HI(イ・ハイ)  
ハンスム (ため息/BREATHE) 

この曲を作詞されたのは
韓国の男性アイドルグループSHINeeの
ジョンヒョンさんという方です。
彼もうつ病や不眠に悩まされ
27歳という若さで自ら命を絶っています。

私はもともとKPOPが好きで
SHINeeの動画や曲も見聞きしており
詳しいというほどではないものの
ジョンヒョンさんのことも
ある程度は知っていました。

私はHSP気質だからか
テレビ画面越しでも
仕草・表情・喋り方・雰囲気で
なんとなくその人の性格を感じとれるのですが

ジョンヒョンさんは
凄く人に気をつかえて優しい反面
一人で頑張りすぎてしまう
意外と寂しがり屋で繊細なタイプ
という印象でした。
でも、うつ病や不眠に悩んでいるなんて
当時は思ってもいませんでした。

この曲は
一日中張り詰めていた心をほぐしてくれる
疲れ切った私を慰めて
よくがんばったねとほめてくれる
そんな優しさで溢れた曲です。

亡くなったジョンヒョンさん自身が
誰かに受け止めてもらいたくて
癒してもらいたくて
必死に助けを求めていたからこそ
書けた歌詞なんだろうと思いますし

この曲を通して
誰にも見せられないし気付いてもらえない
弱く辛い思いをしている自分自身を
自分で励まし・ねぎらっていたのかなと思うと
いたたまれない気持ちになります。





2曲目くまクッキー
JONGHYUN   End of a day(1日の終わり)

ジョンヒョンさん繋がりでもう一曲。
ソロとしても活動されていた
ジョンヒョンさんが
1日を終えて帰宅した時に
疲れを癒やしてくれる愛犬への思いをもとに
作詞した曲です。

ジョンヒョンさんの声と
お疲れ様といってくれる温かい歌詞が
本当に心に響きます。

ジョンヒョンさん自身が遺書の中でも
よくがんばったと言ってほしい
お疲れ様と言ってほしい
と語っていたことから

きっとこの曲も彼自身が
誰かからかけてほしかった言葉を
歌にしたものだろうと思います。




私が暗闇にいる時に
この曲に支えられたように

今辛い思いを抱えている誰かにも
この曲が届きますように。

そして

爽やかな笑顔が印象的だった
三浦春馬さん

本当に今までお疲れ様でした
天国でゆっくり休んでください

ご冥福をお祈りいたします。