前回の続きです。
自傷行為について①・②を
ご覧になっていない方は
そちらからご覧下さい😊🍀
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自分を殴りたくても殴れない。
そんな状況下にいた私は
毎日毎日ひたすら泣いていました。
もはや泣こうと思わなくても
勝手に涙が流れてくるので
自然と泣くことが毎晩の日課になりました。
この毎日泣くという
新たなルーティーンが
徐々に私の意識を変えていきます。
前までは
強いストレスを感じると、
あーもう無理。
家で自分殴って発散しよ。
と思っていましたが、
家で号泣して発散しよ。
という考えに
いつのまにか変わっていたんです。
毎日泣き続けるなかで
泣けばある程度
自傷衝動がおさまることを知り、
殴らなくてもストレスは発散できるんだ
自分を反省させるのに
暴力は必要ないんじゃないか
と感じるようになったのだと思います。
それに
体から痣が消えていくことも
単純に嬉しかったんです。
今までは痣を作っては
どうやって隠すかばかり考え
痣のない体に憧れる毎日でした。
痣が消えた自分の体を
久しぶりに見た気がして
せっかくここまで治ってきたし
この状態をキープしたいと思えました。
自分を殴るという行為が
自分のストレス解消法の選択肢から
薄れてきつつあることを自覚して以降は、
今の状態の自分でも出来る
ストレス解消法として
・とにかく泣く
・布団やクッションに顔を押し当てて叫ぶ
ことを実践するようになりました。
たとえ自傷行為が出来る状態に戻ったとしても、
殴るのは最終手段にとっておこう。
他の方法ではどうしようもないくらいの
衝動がきた時だけにしよう。
そう心に決めて、出来る限り
殴らない自分作りをはじめたんです。
結果的に
仕事を辞めるまで
何度も衝動にかられては
泣いてばかりの日々が続きましたが、
自傷行為に及んだのはわずか数回でした。
仕事を辞めてからは
不眠や鬱の症状も改善され
自傷衝動が出る程のストレスの波も
ほとんど来ることがなくなりました。
現在もストレスを感じて
一人涙することはありますが、
自傷行為にはしることは
滅多にありません。
それでも
自傷癖を完全に自分の中から
消せた訳ではないと
今も思っています。
いつか大きなストレスがきたら
また自分を殴ってしまうかもしれません。
でも
殴るだけがストレス解消法だった
過去の自分とは違います。
泣けばいいし、叫べばいいし、
今は不眠じゃないから眠ることもできる。
いざという時には隣に夫もいる。
殴る前にできることが今はたくさんあります。
自傷行為をしていた過去を
恥ずかしく思う時期もありましたが、
あの時の過去の自分が
自分を痛めつけながらでも
毎日を自分なりに生き抜いてくれたから
今日も私は生きています。
だから、あの時の自分がしていたことも
今は否定したくないなと思います。
これからも
自分なりのストレスとの向き合い方を
見つける努力を続けて、
自傷行為に頼らない自分を
保っていきたいと思っています。
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三回に分けての
長文での投稿となってしまいました…
読みにくい点も多々あったかと思いますが
最後まで読んでくださった方々
本当にありがとうございます🌸