前回の続きです。
まだご覧になっていない方は
自傷行為について①より
読み始めていただければと思います🙇♀️
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高校生になっても
相変わらず感情が爆発すれば
自傷衝動が襲ってきて、気づけば
痣になるまで自分を殴っている。
殴っている時は興奮状態にあるので
ほとんど痛みは感じず
感情がおさまるまで永遠と殴り続ける。
翌日に増えている痣をみて
ああまたやってしまった
なんで自分はこんな人間なんだろう
なんでみんなみたいになれないんだろうと
自分を責める…
という負の連鎖を繰り返していました。
高校の時は
学校の雰囲気が合わなかったり
人間関係や大学受験のこと等
悩むことがとにかく多く
自傷行為の頻度もかなり高めでした。
摂食障害になりかけたり
社会不安障害になったりと
高校時代は色々な意味で大変で
とても辛かったです。
でも、大学に入り
環境が大きく変わったあたりから
少しずつ自傷衝動は減ってきました。
もちろんだめな自分に落ち込み
病むことは相変わらず多かったのですが、
自傷行為をする程の大きなストレスは
だいぶ少なくなりました。
このままいけば
自傷行為をする自分とも
おさらばできるかも…と思い始めた矢先、
事態は悪い方向に一変します。
きっかけは
社会人となり会社勤めが始まったことです。
私が入社した会社は
端的に言えばブラック企業でした。
残業は当たり前・人手不足も当たり前・
パワハラが横行し雰囲気も最悪・
新人教育は無いも同然・異常な業務量・
有給休暇もとれなくて当然・
病んで辞める社員多数…
そんな会社に片道2時間、往復4時間かけて
通っていました。
そんな会社だとは知らず
まんまと入社してしまったのが運の尽き、
1日を振り返っては反省し
ミスばかりの自分を責める毎日が始まり
当然自傷衝動も頻繁に襲ってくるように
なりました。
最初はいつも通り自傷行為をしていましたが、
だんだんそれも出来なくなりました。
なぜかというと
高校から悩んでいた社会不安障害に加えて
不眠症と軽度のうつ病を患ったことで
ついに自傷行為をする程のエネルギーさえも
でてこなくなったからです。
毎日のように
自分に対する怒りや失望が襲ってきて
自傷行為をしたくはなるのですが、
食事もほとんど摂れておらず
不眠&鬱で異常なほど体が重たくて
正直もう殴るどころじゃありませんでした。
自分を傷つけたいのに出来ないという
今まで感じたことのないやるせなさに
更に失望し、ただただ一人で泣いていました。
結果的に
衝動がきても
自傷行為にはしれなかったこの期間が、
自傷癖と向き合う良いきっかけになりました。
〜次回に続きます〜