私とは対象的に可愛がられ
殴られたり怒られたこともない
面倒なことは誰かがやってくれるだろう
と黙って知らんぷりしているタイプ
嫌なことはすぐ逃げるし
優柔不断で大事なことほど決められない
その場だけいいことを言って切り抜けてる
そんな人という私からの印象
誰しもきっと嫌だなと思うことは逃げたい
避けたい 関わりたくないと思う
でも自分より小さい子が
暗闇の家で待ってることを考えると
私は手放したりできなかった
祖母が追い出されたあたりで
早々に家を出た姉とは
出る前に私が高校卒業の時に
役割を交代してほしいと
帰ってきてほしいと頼んだ
こんな状況ならば
きっと帰ってきてくれるだろうと
私は油断していた
元々連絡を取りたがらない姉
必要最低限しか話せない人なので
確認の電話だけ卒業前に
私からかけた
ごめん。帰れない。
約束と違うけど私もやりたいことが
まだある。
まだあるって何?
私は1つもこれまでやりたいこと
やったことないのにと
不平等じゃないか!と怒った
お金だって姉は支払ってない
やりたいことをやり
高校の時もサボったり
昼過ぎまで寝てたり
卒業してから
夜は酒のんで帰ってきたりと
何一つ家のことを
してくれなかった
のらりくらり
私達のことを見て見ぬ振りして
生活していた
怒りがこみ上げてきて
この人は母親と同じなのか?!と
すごく嫌悪感が増した
たった一度やりたかったことを
頼んだだけ
一言であっさりと断られた。
卒業式までの間
抜け殻のようになり
仕事や料理 弟の学校行事や
父親の病院の往復で
ただただ無心に過ごした。
おめでとうと言ってくれる人もいない
私の高校の卒業式は終わった
寝ずに進めていた仕事に疲れて
ただただ疲れて
式なんか記憶にないほどに
感動も何もなく
高校生活は終わった