えっと…ハロウィン3部作の最後にこんな話をすみませんw
斎藤さん…ごめんね。一番好きなのにこんな扱いで(笑)
さらっと読み飛ばすことをお勧めしますww
あ、【愉快なハロウィン~1 】がまだの方はそちらからお読みください。続き物になってます。
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(斎藤視点)
「んっ…。」
誰かこれを外してくれっ…そう思いながら俺は中庭までやってきた。
「わっ…あそこ!狼男がいるぞ!」
「なんだとっ?」
その声は…平助と新八か?!
「んー・・・!よく見てみろ。あの着物とあの後ろ髪は…」
左之…気づいてくれ。
「うううー。」
「!!…もしかして、斎藤か!?」
俺は思い切り首を縦に振る。
「この狼男が斎藤だと!」
「一くん、いったい何してんだよ~。」
新八が驚き、平助が呆れた声を上げている。いいからこれを外してくれ、と身振りで必死に訴えると…
「何だ、一人で取れないのか。よいしょ…。」
左之が近づいてきて頭を引っ張られるが、抜ける気配がない。
「あ?きついな、これ。おい、新八。平助。そっち押さえててくれ!」
「「…あ、あぁ。」」
「ううー…うぉっ。」
3人がかりで引っ張られて、忌まわしい狼男の頭はようやく外れてくれた。
「はぁはぁ…助かった。」
大きく肩で息をしながら礼を言う。顔は汗だくで髪も乱れてしまった。それよりも…大事な襟巻を奪われてしまったことが一生の不覚。
「・・・総司…斬るっ!」
息を整え、刀を抜き、走り出そうとすると…
「ちょ…待てよ!お前が言うと冗談に聞こえねぇから。」
左之に止められた。
「そこをどけ。」
「いや、どくわけにゃいかねぇよ。どうせまた総司の悪戯だろ?いつものことじゃねぇか。」
やめておけ、と左之は言う。しかしそれでは俺の気持ちがおさまらん…。
「何故…」
「まぁまぁ。お前は大人なんだから…な?」
必死で左之がなだめてくる。そうだな、総司は餓鬼なのだ。俺は大人だ。
「・・・わかった。では、明日の朝稽古で相手になってもらうとしよう。…平助。総司に伝えておいてくれ。」
「あ、あぁ。わかったよ。」
「明日の稽古じゃ、血を見るかもしれねぇな…。」
新八が何か呟いていたが聞かないふりをして、
「明日の為に、この鬼神丸国重の手入れをしなければ・・・」
愛刀を目前に掲げて、口角を片方上げて見せた。
「さ、斎藤…。こえーよ。」
見ていた3人は青い顔をしていた。
…翌日。
皆が朝稽古を終えて集まった広間に、総司の姿はなかった・・・。
~頑張れ!斎藤さん・終~