…会いたいだなんて、駄々をこねる子どもみたいなこと言えないし。

メールは苦手なのか、ほんとにそっけない返事が多いからほとんどしなくなっていた。

土方さんに会いたい…話がしたい…。そう思っているのはわたしだけなのかなぁ。もうすぐ付き合って3か月。3か月が一つ目の山って言うよね…。そんな不安が押し寄せる。

「ううん、この約束があるから。土方さんも、この日時間を取るために頑張ってるんだ。」

わたしは自分の部屋で、左之兄さんにもらっておいた今月末の花火大会のポスターを見て、自分を奮い立たせていた。



と、その時、

「愛菜―…いるかぁぁ?」

怒鳴り声と共にバタンと大きな音を立てて部屋の扉が開き、新八兄さんが飛び込んできた。

「な、何よ。そんな血相を変えて…。」


「あいつは…、あいつだけはやめとけっ!」