【・・・・
お前が小さいとき、新選組やお前が名前をもらった雪村千鶴さんの話をしたことを覚えているかい?
…お前はあの千鶴さんの生まれ変わりなのだよ。
驚くかい?私だって驚いたのだ。そうは思わず付けた名前だからね。
お前が、自分の名前の意味を聞いてくるよりもっと幼かった頃、確か言葉を覚えたてのお前が言っていたよ。
『げんさん、またあえてよかった。』
『しんせんぐみのみんなはどこにいるの?』
『ひじかたさんにあいたい』・・・と。
私はとても驚きはしたが同時に嬉しくもあったよ。ちなみにこのことはお前のパパやママ、ばあさんは知らないことだ。
私には昔から前世の記憶があった。わかるかな?…新選組の井上源三郎だ。今まで前世の記憶を持つ人とは出会ったことはなかった。かつての仲間を探そうとも思わなかった。
ただ、千鶴が生まれ変わってこうして目の前にいることがわかって…私は“土方歳三”を探してみようと思った。
これはきっと親心だな。昔から、千鶴と土方副長は互いに想い逢っているようだったからね。でも、私の方が先に逝ってしまって、その後二人がちゃんと幸せになったかどうかまではわからなかった。後に残してきた千鶴のことがとても気掛かりだったのだよ。だから、こうして前世の記憶を持ってきてしまったのだろうね。
今こうして自分や千鶴がいるということは、土方さんもどこかに生まれ変わっているだろうと考えた。お前からしたら、おせっかいじいさんかもしれないがね。
ただ、探すといっても何の手がかりもなく、ましてや前世の記憶なんて全くない人も多いから、骨が折れたよ。そのうちにお前も成長するにつれて前世の記憶は失くしていったようだった。それならば、前世でお前の人生を縛る必要はないのかもしれないと長い間思っていた。
だが、つい最近近くの神社の神主が新しくなって、挨拶に行ったとき…はっとしたよ。「この人」だ、と。前世の記憶が残っているかはわからなかったが、彼もまた新選組を大事に思っていることはわかった。あそこは新選組を祀る小さな神社だからね。
誠神社神主:土方誠也
彼が、新選組の土方歳三の生まれ変わりだよ。
・・・・・
お前が小さいとき、新選組やお前が名前をもらった雪村千鶴さんの話をしたことを覚えているかい?
…お前はあの千鶴さんの生まれ変わりなのだよ。
驚くかい?私だって驚いたのだ。そうは思わず付けた名前だからね。
お前が、自分の名前の意味を聞いてくるよりもっと幼かった頃、確か言葉を覚えたてのお前が言っていたよ。
『げんさん、またあえてよかった。』
『しんせんぐみのみんなはどこにいるの?』
『ひじかたさんにあいたい』・・・と。
私はとても驚きはしたが同時に嬉しくもあったよ。ちなみにこのことはお前のパパやママ、ばあさんは知らないことだ。
私には昔から前世の記憶があった。わかるかな?…新選組の井上源三郎だ。今まで前世の記憶を持つ人とは出会ったことはなかった。かつての仲間を探そうとも思わなかった。
ただ、千鶴が生まれ変わってこうして目の前にいることがわかって…私は“土方歳三”を探してみようと思った。
これはきっと親心だな。昔から、千鶴と土方副長は互いに想い逢っているようだったからね。でも、私の方が先に逝ってしまって、その後二人がちゃんと幸せになったかどうかまではわからなかった。後に残してきた千鶴のことがとても気掛かりだったのだよ。だから、こうして前世の記憶を持ってきてしまったのだろうね。
今こうして自分や千鶴がいるということは、土方さんもどこかに生まれ変わっているだろうと考えた。お前からしたら、おせっかいじいさんかもしれないがね。
ただ、探すといっても何の手がかりもなく、ましてや前世の記憶なんて全くない人も多いから、骨が折れたよ。そのうちにお前も成長するにつれて前世の記憶は失くしていったようだった。それならば、前世でお前の人生を縛る必要はないのかもしれないと長い間思っていた。
だが、つい最近近くの神社の神主が新しくなって、挨拶に行ったとき…はっとしたよ。「この人」だ、と。前世の記憶が残っているかはわからなかったが、彼もまた新選組を大事に思っていることはわかった。あそこは新選組を祀る小さな神社だからね。
誠神社神主:土方誠也
彼が、新選組の土方歳三の生まれ変わりだよ。
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