…なんだか微妙な時期に七夕ネタですみませんw

温かい目で見てやって下さいm(_ _)m

④です☆

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それから私は気付いてしまった。


一年に一度しか会えないとはいえ、織り姫と彦星は互いに想い合っている。


でも私は・・・。


あの人は私なんて見てくれているはずがない。


新選組を、副長命令を最優先に考え、動いているあの人が、

他のものを見ているはずがない…。



そんなことわかっている。
なのに…

このところ、あの人にばかり目がいってしまっている自分に気付き、ハッとする。


私は初め、あの人は冷たい人だと思っていた。

でも、いつの間にか、

真っすぐで、芯が強くて、不器用なあの人のことばかり考えるようになってしまっていた。



「あー、だめだめっ。

 今は父様をどうやって探すかを考えないと。」


…と、自分自身に言い聞かせるように、頬を二度叩いた。


よしっ、斎藤さん達が戻ってきたら、何か新しい手掛かりが見つからなかったか聞いてみよう。


そう考えると、さっきまでのどんよりとした気分が少し良くなった気がした。




ただ、

そんな千鶴の心とは裏腹に、空は厚い雲に覆われ、

しとしとと涙雨が降り続いていた。



…やっぱり今日は、天の川見られそうにないなぁ。

そんなことを思いながら私はじっと辛抱をして、

斎藤さんが巡回を終えて帰ってくるのを待っていた。