お久しぶりのシリーズ更新です☆
さて、今回は限界突破、、、とは言っても、そんなに華々しいものではありません(笑)
ただ単に、自分のキャパを越える量の労働を強いられて限界のその先、つまりダウンしたというお話なんですね!!爆
あ、これじゃあ世間的には突破とは言わないのかな??
でも、ここがなければ確実に今の私とは違う人生になってましたね。だから私にとっては大切な成長の過程なんですね。
何が限界かというと、まず勤務時間(-ω-;)
朝は8時半にサロン、そのまま21時まではアシスタント業務、その後モデルさんでレッスン(毎日)、その後掃除、そして走って終電に飛び乗る。。。
睡眠時間は一日3時間程でした。
でも最初は若さで、そんなのも気合いでいける☆と思ってました(о´∀`о)☆
でも、、、いけませんでした(笑)
ある日、たまのお休みを楽しむはずだった私は自分が布団から起き上がれないことに気付きました。おかしい、、、
起き上がると激しい吐き気、さらに発熱。
それでも休みで幸い、と甘いことを考えた私は1日寝てれば治るだろうと、ぐーたらを決め込みました(笑)
1日中食べるものはゼリーのみ(冷蔵庫にそれしかなかった)。起き上がると吐きそうになるのでお手洗い以外はほふく前進の仰向けバージョン(笑)
そして翌日、全く良くならずやっと思い知りました。「これはヤバイ」と!!
もっと早く気づけ、馬鹿(`Δ´)
就職しまだ1ヶ月のことでした
救急車、初体験。
病院に運ばれてからの事は、実は全然思い出せないのです(つд;*)
覚えているのは常に左腕に点滴を付けていたことと、目が覚めるたびまた気絶するように眠りに落ちるの繰り返しが続き昼も夜もなくただ眠り続けたこと。
何日いたのかも覚えていませんが、とにかく退院し1日だけ休んで復帰。
それからはまた始めに書いた生活の繰り返しでした。入院したからって、体が弱いからって、何かが変わるような現場じゃありません。生き残りたければ、適応しろ。
これらは断じて悪口ではありません!!
ただ、それを分かっている者だけが入らせていただけるお店、サロンだったんです。
そこに私が、お邪魔させていただいた、だけど、至らなかった、合わなかった。それだけのことです(^-^)
今思えばですがそんなにタフには生きられないんですねー私♪(笑)
私も分かっているつもり、覚悟しているつもりでした
だけど頭で分かることと、身をもって思い知ることは完全に別物!!気持ちが強くたって、体がついていけるかどうかはやってみなくちゃ本当、わからない。このことはその後も人生の大きな教訓になっています。
そして食事。思うように食べられるはずもなく、シャンプーの待ち時間が5分でもあけばその時間で思いっきり詰め込めるだけつめてました。それすら出来ないときもありましたが、、、
先輩たちとの人間関係。現場は常に戦場です。先輩たちだって上に書いたような生活、食事だって忙しければ殆ど食べられない。誰が悪いのではなく、あんな環境の中心乱れず、後輩に対して完璧な対応をできる方の方が特別なんです。(いらっしゃいましたが。神様レベルです)誰もかれも余裕がなくて、自分のことで精一杯。優しくなんて、できません。理不尽なこともいっぱいあったけど、私は特定の人ではなくあの環境がすべての原因なのだと、捉えています。
見ず知らずの人にモデルハント(町中で声をかけることです)して無視、拒否される恐怖Wここまでくると本当、だったら美容室入るな!!って感じですね!(笑)
はい、ごめんなさい!!(笑)
ありとあらゆる限界に出会いました。
ある意味、貴重な体験。
家族も知り合いすらもいない、見知らぬ土地で。
全部の方面からのマイナスが私に降り注いで、いつもいつも涙が止まらなくて、体調も悪くて、目の前が真っ暗。というより真っ白?自分の向かう先が描けない。
この先立派に美容師になれてもこの生活は変わらない、ここを出ていかない限り。
美容師になりたいわけでもない。
寿命はどんどん減っていく、楽しく生きられる私の時間が、砂時計みたいにへっていく。。。
このまま何年もこうしてて、その時笑えていると思う?なりたかったヘアメイクになれても、私は笑顔になれるかな?答えはNO!!でした。
なぜなら、大切なもうひとつのことに気づきつつあったから。
だけどもうやめよう、やめようとは思いつつ、その後1年半。。。ずっとそこにいました。行動を起こす勇気がなかったんです。人手が足らないからとかなりの引き留めにあっていたし、何より。。。
何かを途中で諦めた自分を、私はこれから先ずっと背負っていかなきゃいけない。
まわりから諦めた人間だと思われるのが嫌だし、そんな、投げ出すような自分なんて私は好きになれない!!弱い人間になれない!!
そう思ってばかりの一年半でした。
まとまりなく長文になってしまいましたが、これが私の暗黒時代(笑)
限界と顔見知りになった時代のお話です。