「あ゛づい゛・・・」

炎天下、暇だったので少し歩くことにした俺。
最近はMMS、つまり神姫達が居るのが当たり前になっている今、一緒に出歩くのに抵抗はなくなったわけだが


瑠璃「そうですわね」


「瑠璃嬢?あなたは肩に乗ってるだけでしょう?日傘さして」


瑠璃「黒のドレスなんだもの!日を吸収して暑いんですのよ!?」


「あ、わかる。そりゃ暑いな。大丈夫か?」


瑠璃「な、急にそんな優しく言われても・・・」


「?」


瑠璃「だ、大丈夫よ。私は最高性能のイーダ型よ?」


「ならいいけど。ほら、便利なちっちゃいひんやりシートもあるし」


瑠璃「あ、ありがとう」


「たまには瑠璃と二人きりも悪くないな」


瑠璃「そんな言い方ないじゃない!」


「いや、だってさ。いつも格好がどうの見栄えがどうのって言うからさ」


瑠璃「だ、だって・・・でも今のあなたは・・・様になってるわ」


「ありがとうございます瑠璃嬢」


瑠璃「い、いいわよそんな言い方。悪くないけどヤッパリ・・・」


(あなたらしくない)


「?どうしました?」


瑠璃「な、なんでもないわよ。ほら、着いたわ日傘もって頂戴」


「了解しました瑠璃お嬢様」


二人きりの散歩道。
少し進歩した二人の関係、しかし瑠璃にまだ大きな壁があった


瑠璃(宵月・・・あなたには渡さないわ。マスターは私のものよ)