天狐「勝てない理由?・・・あなたがいけないのよ?」

これは歴史が新銀時代に移行した後のトキワシティのジム戦での俺の嫁、キュウコンの天狐がシゲルに放った一言だ・・・
ゆったりした口調だが黒くドスグロい怒りが混じった言葉だった

天狐「リザードンの気持ちを知りながら心変わりをしたあなたの心の弱さが招いた敗北よ・・・」

シゲル「く・・・」

ピジョット「そんな・・・私はリザードン以下の絆だったなんて・・・あんな待ってるだけの女なんかの下だって言うの!?」

天狐「うるさいわ・・・鳥の分際で・・・人の愛はそれぞれよ。積極的な愛があれば待つ愛だってあるわ。それが認められない女が・・・」

手のひらと九本の尾に青白い炎が灯り、ピジョットを睨んだ

天狐「リザードンの侮辱は許されない!」

ピジョットへ、とどめの一撃、大文字・・・

青白い炎は裁き
大罪は大の字の裁きの炎で購われていく・・・

ピジョットは声も上げられずに地面に崩れるように倒れた

シゲルはそれを見てなにを思ったか、涙を流していた

間違いに気づいたのだ

天狐「間違いに気づくのはよいこと。でも忘れないで。あなたが生きている間、あなたは罪を背中に背負うことになるわ。たとえリザードンの許しを貰おうとも、過去は消せないわ」

天狐は赤い瞳でシゲルを見つめ、口をつぐみ、背中を向けた

天狐「りょう、あなたは種族が違うからって私を裏切らないわよね。」

え?

天狐「何でもないわ・・・バッジ、貰ってきなさい」

あ、うん

天狐(リザードン・・・これであなたのもとへシゲルは戻るかもしれないわ)







END