配属先のドクターと一緒に働く最後の日でした。

私はあと1ヶ月くらい猶予はあるのだけれど
彼女とは今日が最後。
なんでかって彼女は日本で行われる研修に参加するから。
1月の終わりまで、ベナンに帰ってこないので
私はもういない

彼女が参加する研修は東京・札幌・帯広で行われ
主に帯広に滞在します。
もっと実家に近かったらな~
年末年始は研修もお休みになるから
案内できたのに…
彼女自身も『お母さんに会いたい。あなたの育ったところに行ってみたい』
と言ってくれていたので、ちょっと残念

私がベナンに来た当初から
『栄養士の資格がとりたい。栄養の勉強がしたい。』と
常々、言っていたので彼女にとっては良いチャンスになることだと思います。

ただ選定の仕方というか、もっと情報を隊員にくれてもいいんじゃないかと思ったり
彼女がいないあいだの人員まで考えているとは思えないので
手放しで喜ぶことは出来ないけれど、本邦研修に行くからには
私の後任とよい活動をしてくれる事を願うばかりです。

で、危うく泣きそうになった。
彼女から感謝の言葉をたくさんもらって
私は『ありがとう。』しか言葉が返せなかったけど、
『次は日本でフォン語(現地語)で話そうね』と言って同僚の爆笑に包まれて
いいお別れができました

彼女が研修で何を学び、ベナンのためにどのようなアクションプランを立てたのか?
それより、私の育った日本に対してどのように感じたのか。
帯広で再会するのが楽しみです。